Firefoxのplugin-container.exeを無効にしてメモリ使用量を削減する
Firefoxのplugin-container.exeを無効にしてメモリ使用量を削減する方法を紹介します。ここではFirefox 7で試しています。
1.plugin-container.exeについて
YouTubeで動画再生を行うと、プロセスplugin-container.exeが出現してメモリ使用率が爆発的に増加します。
プロセスplugin-container.exeは、Adobe Flash、Quicktime、Silverlight等の実行時に起動します。別プロセスで起動することでFirefox本体のクラッシュを防ぐために導入されたようです。
次項でplugin-container.exeを無効にする方法を紹介しますが、予め申し上げておきますと、plugin-container.exeを無効にした分のメモリはfirefox.exeで消費することになります(プロセス分割をやめるので当然の動作です)。
プロセス分割していたときよりメモリ消費が若干消費が抑えられるようですが、プロセスを1つにすることでFirefoxがクラッシュする可能性も高くなります。最近のバージョンはクラッシュせず安定した動作になっているようですが、メモリに余裕がある場合は変更する必要はないと思われます。
また、以前のバージョンではYoutube動画のページを削除してもメモリ使用量が下がりませんでしたが、Firefox 7ではそのようなメモリリークは発生しないようです。
2.plugin-container.exeを無効にする
アドレスバーに「about:config」を入力。
「最新の注意を払って使用する」をクリック。
フィルタに「dom.ipc」を入力。
「dom.ipc.plugins.enabled」を右クリックして「切り替え」を選択。
「dom.ipc.plugins.enabled」の値がfalseになったことを確認。
Firefoxを再起動すれば完了です。タスクマネージャからplugin-container.exeが起動していないことを確認してください。