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2009年7月21日

土用の丑の日について

July 21,2009 12:03 AM
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久しぶりに鰻を食べたついでに、これまであまりよく知らなかった「土用の丑の日」について調べました。

1.「土用」について

土用(どよう)とは、暦における雑節の一つです。「雑節」とは、二十四節気(*1)以外の、季節の移り変わりの目安となる日の総称で、土用の他に「節分/彼岸/社日/八十八夜/入梅/半夏生/二百十日/二百二十日」があります。

土用の期間は、二十四節気を配置する方法(平気法・定気法)によって、次のように若干異なります。

  • 平気法:立夏・立秋・立冬・立春の前18日
  • 定気法:太陽黄経がそれぞれ27度、117度、207度、297度に達した日を「土用の入りの日」とし、立夏、立秋、立冬、立春の前日まで。

定気法では、土用の日数は19日になることもあります。よって「夏の土用」とは、

7月20日頃~立秋(8月7日頃)の前日まで

となります。

「土用」が立夏・立秋・立冬・立春の前になった由来は、陰陽五行説(*2)で、四季に対応する五行は、春が木、夏が火、秋が金、冬が水となり、余った土(土用)を各季節の最後の月にあてたことによります。

「土用」は本来「土旺用事(どおうようじ)」と書き、「土の気が旺(さかん)になった状態で、物事を処理する」ことを意味し、省略されて「土用」と呼ばれるようになったようです(*3)。

2.「土用の丑の日」について

生まれ年の干支に用いる「十二支(子/丑/寅/卯/辰/巳/午/未/申/酉/戌/亥)」は、日付にも適用され、12日に1度は「丑の日」になります。つまり、「土用の丑の日」とは、土用の期間中(18~19日間)に、日の干支で「丑」になる日を指します。

さらに土用の期間は、十二支で繰り返される日数(12日間)より6~7日長いため、「丑の日」が2回出現する場合もあります。1回目に出現した「丑の日」を「一の丑」、2回目に出現した「丑の日」を「二の丑」と呼びます。2回出現する場合、「土用の丑の日」は暗黙的に「一の丑」を指すようです。

3.「土用の丑の日」に鰻を食べる習慣について

夏の土用の丑の日には、暑い時期を乗り切る栄養をつけるために鰻を食べる習慣があります。

その習慣となったきっかけは、幕末の万能学者として有名な平賀源内が、近所の鰻屋から「夏場に鰻が売れないので何とかしたい」と相談され、源内は、「丑の日に『う』の字がつく物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て、

「本日丑の日」

と書いた張り紙を張り出すように勧めました。

そうしたところ、その店は大繁盛し、他の鰻屋もそれを真似るようになり、以後、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したそうです。

4.まとめ

以下、個人的に「土用の丑の日」を調べて分かった新たな発見です。

  • 「土用」は各季節にある
  • 「土用」は1日ではなく結構長い
  • 「土用の丑の日の鰻」は、「節分の恵方巻き」や「バレンタインデーのチョコレート」と同じ

5.参考サイト

以下です。ありがとうございました。


*1:「二十四節気(にじゅうしせっき)」とは、太陰太陽暦で季節を正しく示すために設けた暦上の点、「小寒/大寒/立春/雨水/啓蟄/春分/清明/穀雨/立夏/小満/芒種/夏至/小暑/大暑/立秋/処暑/白露/秋分/寒露/霜降/立冬/小雪/大雪/冬至」です。

*2:陰陽思想と五行思想が結び付いて生まれた思想で、木・火・土・金・水の五行に陰・陽を配することで様々な事象を説明する。

*3:辞典によっては異なる説もあります。

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2009年7月 6日

ぶらりサッポロ観光バス

July 6,2009 12:03 AM
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先日エントリーした「大倉山ジャンプ競技場」の続きです。

大倉山ジャンプ競技場へは、JR札幌駅から「ぶらりサッポロ観光バス」を利用しました。このバスは、ジェイ・アール北海道バスが運行しているもので、札幌市内の観光スポットをレトロなボンネットバスで巡廻します。

下はそのパンフレットで、クリックすればPDFを表示します。

ぶらりサッポロ観光バス

バスに乗車すると、運転席の後ろにあるテレビを使って、各観光スポットの簡単な観光案内もしてくれます。マイクロバスの広さしかないのが唯一の欠点ですが、予約不要で普通の市バスに乗る感覚で乗車でき、料金は大人200円・小人100円というリーズナブルな値段です。一日乗り放題チケットもあり、こちらは大人700円・小人350円です。

ぶらりサッポロ観光バスは、札幌駅・ESTA1階のバスターミナル6番のりばから出発します。なお、このバスの運行期間は、2009年は4月29日~11月3日で、毎日運行しています。1日12便(約40分おき)です。

運行経路

JR札幌駅
   ↓
北海道大学前
   ↓
北海道庁前
   ↓
北1条西7丁目
   ↓
道立近代美術館
   ↓
円山公園駅前
   ↓
動物園正門前
   ↓
大倉山競技場前
   ↓
動物園正門前
   ↓
円山公園駅前
   ↓
道立近代美術館
   ↓
大通西8丁目
   ↓
大通西4丁目
   ↓
時計台前
   ↓
JR札幌駅

関連リンク

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2009年7月 3日

大倉山ジャンプ競技場

July 3,2009 12:55 AM
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仕事の関係で現在札幌に滞在しています。

運よく空き時間ができたので、北海道に勤務している方から「大倉山ジャンプ競技場が見晴らしがよくて、スタート地点の恐怖感も味わえていいですよ(笑)」と言われたので、とりあえずそこに行くことにしました。

大倉山ジャンプ競技場」は、札幌オリンピック(1972年)の90m級ジャンプの舞台となったところです。以降、K点が徐々に長くなり、現在は120mになっています。

下は大倉山ジャンプ競技場の公式サイトです。

20090702_bus_1.png

現地に到着すると、思った以上に綺麗な施設で、競技場の斜面が壮観でした。

一番驚いたのは、斜面の角度です。スタート地点までリフトで上ることができ、その間、コースを真横に見ることができます。

テレビで見ていると選手はきれいにジャンプしているイメージだったのですが、斜面の角度は予想以上に急勾配で、一番角度のきついところは45度以上あるのではないかと感じました。それを見て、選手は「落ちているんだ」と。

以下のページにその斜面の画像が掲載されています。

20090702_bus_3.png

頂上には展望ラウンジがあり、そこから札幌市内を一望することができます。展望ラウンジは2階+屋上で、1階の選手控え室(中には入れまえせん)の前に立つと、一番ジャンプ台に近い目線で景色と斜面を眺めることができます。

また麓には、「札幌ウインタースポーツミュージアム」があり、「展示ゾーン」「体感・体験ゾーン」「競技情報ゾーン」と、ウインタースポーツに関するさまざまなコーナーが設けられていて、大人から子供まで楽しめるようになっています。

リフトは大人500円(往復)、子供300円(往復)。札幌ウインタースポーツミュージアムは大人600円、中学生以下は無料です。大人はリフトとセットにすると少し割引になります。

アクセスは、札幌駅から大倉山ジャンプ競技場行きのバスが出ているので、約30分で到着します。本当はそのバスのことを書く予定だったのですが、別にエントリーします。

ということで、札幌に行く機会があればおすすめしたいスポットです。

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