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ビルド(コンパイル)で「分離記号を欠いています」となる場合の対処

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ビルド(コンパイル)で「分離記号を欠いています」となる場合の対処方法について紹介します。

1.問題点

ビルドしたところ、Makefileで「分離記号を欠いています.」というエラーが発生しました。

[root@hoge test]# make
makefile:1: *** 分離記号を欠いています.  中止.

ネットで検索すると、「Makefileのフォーマットで実行コマンドの先頭には半角スペースではなく、Tabを入力する必要がある」という情報が多く見つかりますが、実行コマンドの先頭にはTabを入力しています。

これはこれでノウハウになるのですが、肝心の原因が不明です。

ということで、ビルド(コンパイル)で「分離記号を欠いています」となる場合の対処方法について紹介します。

2.原因と対処

調べたところ、Makefileの文字コードがUTF-8でBOMありの場合でこのエラーが発生するようです。

UTF-8でBOMありの場合、ファイルの先頭に「バイトオーダーマーク (Byte Order Mark)」が入り、これがエラーの原因になってしまったようです。

ということで、Makefileの文字コードをBOMなしのUTF-8(UTF-8N)にすることで解消します。

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