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lessからvimやemacsに切り替える方法

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lessからvimやemacsに切り替える方法を紹介します。

1.はじめに

lessコマンドでファイル閲覧中に"v"を押下するとviエディタに切り替わり、ファイルの編集が可能になります。

またエディタを終了するとlessに復帰するので非常に重宝しています。

ただデフォルト状態ではviしか起動せず、vimやemacsなど、他のエディタに切り替えることができません。

ということで、lessからvi以外のエディタに切り替える方法を紹介します。

2.vi以外のエディタに切り替える

vi以外のエディタに切り替えるには、環境変数VISUALに"vim"を設定します。

vimの場合

% export VISUAL="vim"

emacsの場合

% export VISUAL="emacs"

これで"v"を押下すると、指定したエディタに切り替わります。

VISUALは、lessで"v"を押下したときの起動エディタを指定するための環境変数です。

エディタへのパスが通っていない場合は、フルパスで指定します。

vimの場合

% export VISUAL="/usr/bin/vim"

emacsの場合

% export VISUAL="/usr/bin/vim"

エディタのパスは環境によって異なるかもしれないので、whichコマンドで確認してください。

3.ログイン直後に切り替える

上記の方法では環境変数を設定したターミナルでしか有効になりません。

常ににエディタを変更したい場合は、上記のexportコマンドをホームディレクトリの.bashrcに追記します。

これでログイン直後に設定が有効になります。

4.参考サイト

参考サイトは下記です。ありがとうございました。

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