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Movable Type 7の「enable_object_methods」について

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Movable Type 7の「enable_object_methods」について紹介します。

1.問題点

Movable Type 7で既存プラグイン検証中で、独自オブジェクトを使っているプラグインでデータを保存すると、「不正な要求です。」という、MT6で発生しなかったエラーが発生しました。

不正な要求です

調べたところ、MT7(MT7.0b1〜)で新しく追加された「enable_object_methods」が影響しているようです。

ということで、「enable_object_methods」について情報共有します。

2.「enable_object_methods」について

「enable_object_methods」はレジストリ項目で、各オブジェクトの編集・保存・削除の可否をチェックします。

具体的には、MT::Commonのsave()/edit()/delete()でこのレジストリをチェックし、編集・保存・削除でこのレジストリが登録されていないと冒頭のエラーになります。

独自オブジェクトを使っているプラグインで、オブジェクトの編集・保存・削除にエラーにならないようにするためには、プラグインのconfig.yaml等に下記の記述が必要です。

enable_object_methods:
    データソース名:
        save: 1
        edit: 1
        delete: 1

β版の情報なので今後変更になるかもしれませんが、独自オブジェクトを使ったプラグイン+MT6で運用しているサイトはMT7へのアップグレードで独自オブジェクトの編集・保存・削除ができなくなる可能性があります。ご注意ください。

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