リトルエンディアン・ビッグエンディアンを判定する方法
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リトルエンディアン・ビッグエンディアンを判定する方法を紹介します。
1.はじめに
エンディアンとは、複数のバイトを並べる順序(バイトオーダ)を指し、コンピュータの世界では、
- リトルエンディアン
- ビッグエンディアン
がよく使われます。
たとえば、"1234ABCD"という4バイトのデータを、バイト(8ビット)毎に上位から「12 34 AB CD」のように並ぶのがビッグエンディアン、下位から「CD AB 34 12」のように並ぶのがリトルエンディアンです。
たとえばIntelのx86はリトルエンディアンです。
ということで、リトルエンディアン・ビッグエンディアンを簡単に判定する方法を紹介します。
2.リトルエンディアン・ビッグエンディアンを判定する
リトルエンディアン・ビッグエンディアンを判定するには、TeraTermなどのクライアントターミナルから下記を実行します。
% echo -n "1234ABCD" | od -t x
次のように表示されればリトルエンディアンです。
0000000 34333231 44434241
0000010
次のように表示されればビッグエンディアンです。
0000000 31323334 41424344
0000010
odは与えられた内容を標準出力に書き出すコマンドです。
odコマンドの"-t x"は、16進数で表示するためのオプションです。