Excelの$の意味
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Excelの"$"の意味について調べてみました。
Excelの"$"は「絶対参照」を意味します。
例えば、次のような縦方向に日付を入れたスケジュール表があります。
今日の日付に色を付けたい場合、条件付き書式に
=($A2=TODAY())
を記載します(詳細は「Excelで今日の日付の列に色をつける方法」を参照)。
逆に、横方向に日付を入れたスケジュール表があります。
今日の日付に色を付けたい場合、条件付き書式に
=(B$1=TODAY())
と記載します。
つまり、前者の"$A2"はセルの列を固定したい場合、後者の"B$1"は行を固定したい場合に使います。
行と列の両方を固定したい場合は、
$A$1
のように記述します。
たとえば、下記の例ではA1~A3の合計をA4セルに
=SUM(A1,A3)
で表示しています。
このA4セルをB6セルにコピーすると、セルの式が、
=SUM(B3,B5)
に自動的に書き換えられ、B3~B5セルの合計を表示します。
A4セルの結果をそのまま表示させたければ、A4セルの式を
=SUM($A$1,$A$3)
にします。
これでB6セルにコピーしても、A4セルの値が保持されます。