ExcelのMATCH関数の使い方
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ExcelのMATCH関数の基本的な使い方を紹介します。
1.はじめに
MATCH関数は、指定した範囲にマッチする値があるセルの相対位置を求めるためのものです。
フォーマットは次のとおりです。
MATCH(検査値, 検査範囲, 照合の型)
パラメータの意味は次のとおりです。
- 検査値:検査したい値またはセルを指定
- 検査範囲:検査したい範囲をセルで指定
- 照合の型:「0」は完全一致、「1」は検査値以下の最大の値で検索。検査範囲を昇順に並べ替える必要あり。「-1」は検査値以上の最小の値で検索。検査範囲を降順に並べ替える必要あり。
2.一致する値を検査する
次の表をサンプルにします。
この状態でE2セルに、
=MATCH(150, C2:C6, 0)
を入力すると「3(C4セルの値)」が表示されます。
つまり、「検査範囲(C2:C6)の中から値が「150」のセルの相対位置」になります。
3.一致する値を検査する
さきほどと同じ表をサンプルにします。
この状態でD8セルに、
=MATCH(250, C2:C6, 1)
を入力すると「4(C5セルの値)」が表示されます。
つまり、「検査範囲(C2:C6)の中から値が「250」を超えない最大値のセルの相対位置」になります。