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vimで開くファイルをコマンドラインで編集する方法

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vimで開くファイルをコマンドラインで編集する方法を紹介します。

1.はじめに

vimは実行できるけど画面上で編集できないという環境なのですが、編集する方法が分かりません。

ということで、vimで開くファイルをコマンドラインで編集する方法を紹介します。

2.vimで開くファイルをコマンドラインで編集する

vimで開くファイルをコマンドラインで編集するには、"-c"オプションを使用します。

フォーマット

vim -c {Command} -c {Command} ... File

または

vim +{Command} +{Command} ... File

"+"または"-c"は、最初のファイルが読み込まれた後に{command}を実行するオプションです。"+"または"-c"は、最大10個まで使用できます。

{Command}はExコマンドとして解釈されます。{Command}にスペースが含まれている場合はダブルクォーテーションで囲む必要があります(使用するシェルに依存)。

vim "+set si" main.c

3.サンプル

次の内容をtest.txtで保存します。

foo
foo
foo

次のコマンドを実行します。

# vim -c '/foo' -c 's/foo/bar/' -c ':wq' test.txt

コマンドラインには何も表示されず、test.txtは次の内容になります。

bar
foo
foo

"-c"オプションで実行している内容は次の通りです。

  1. "foo"を検索(してその行に移動)
  2. ヒットした行の"foo"を"bar"に変換
  3. 終了

最後の終了を実行しない場合、vimが開いた状態で止まります。

一括置換したい場合は、

# vim -c ':%s/foo/bar/g' -c ':wq' test.txt

とすればOKです。

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