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Windows7でCドライブ直下に書き込んだファイルがみつからない場合の対処

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Windows7でCドライブ直下に書き込んだファイルがみつからない場合の対処方法について紹介します。

1.問題点

Windows7のPCで先日紹介したSSHクライアント「Poderosa」にマクロを追加して起動してみました。

で、マクロの中でCドライブ直下に書き込んでいるファイル(config.txt)を確認したかったのですがファイルがCドライブ直下にみつかりませんでした。

が、config.txtはあたかも存在しているかのようにマクロは動作しているのですが、config.txtの実体はみつかりませんでした。

ということで、Windows7で書き込んだファイルがみつからない場合の対処方法を紹介します。

2.Windows7で書き込んだファイルがみつからない場合

Windows7で書き込んだファイルがみつからない場合、ファイルは

C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Local¥VirtualStore

というフォルダに書き込まれている可能性があります。

VirtualStoreとはシステムを保護する機能により作成されるフォルダで、Windows Vista以降、administrators権限であっても重要とされるフォルダ(C:\Program FilesやC:\Windowsなど)へのファイル書き込みが不可となったためです。

つまり、ユーザのプログラム動作によって重要なファイルを誤って破壊しないよう、システム側で防御しているわけです。

3.VirtualStoreへの書き込みを無効にする

VirtualStoreへの書き込みを無効にするには次の手順を実施してください。

「コントロールパネル」→「管理ツール」をクリック。

「ローカル セキュリティ ポリシー」→「セキュリティの設定」→「ローカル ポリシー」→「セキュリティ オプション」をクリック。

「ユーザー アカウント制御:各ユーザの場所へのファイルまたはレジストリの書き込みエラーを仮想化する」を「無効」にします。

これでVirtualStoreへの書き込みが無効になります。

ただ、VirtualStoreにファイルが生成されることが分かったのであれば、機能を無効にせずそのまま利用することを推奨します。

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