Google検索結果に著者情報を表示する(完全版)

Google検索結果に著者情報を表示する(完全版)

Posted at September 26,2012 1:55 AM
Tag:[Google, SearchResult, Webmaster]

Google検索結果に著者情報を表示する方法をまとめました。

Google検索結果に著者情報を表示

この設定を行なえば、上のスクリーンショットのようにGoogle検索結果に著者情報が表示されるようになります。

他人からすればたいしたことではないのですが、なんだか身が引き締まる思いです。

著者情報を表示する方法はGoogle ウェブマスターツールの「検索結果内の著者情報」に記されています。

検索結果内の著者情報
検索結果内の著者情報

が、それと異なるさまざまな手順がネットで公開されていて、どれが正しいのか不明なため、基本的にはGoogleの「検索結果内の著者情報」で公開されている手順にしたがって、本エントリーでまとめて紹介します。

Google+への登録は事前に行なっておいてください。

1.Googleで公開されている手順

まず、はっきりと識別できる顔写真をGoogle+のプロフィール写真として設定します(2項)。

次に、コンテンツと同じドメインのメールアドレスを保有している場合、ドメイン上で自分が公開している記事や投稿のそれぞれに、自分が著者であることを示す行(筆者注:おそらくlink要素)を設定し(3項)、あとはコンテンツと同じドメインメールアドレスを著者情報として登録します(4項)。

コンテンツと同じドメインのメールアドレスを保有していない場合、ウェブサイトの各ページにGoogle+プロフィールへのリンク(a要素)を追加し(5項)、Google+プロフィールから元のサイトに戻るために、Google+プロフィールにウェブサイトの情報を追加します(6項)。

以下、それぞれの手順について紹介します。必要に応じて実施してください。

2.プロフィール画像のアップロード

Google+の「プロフィール」をクリック。

プロフィール

右側のプロフィール写真をポイントし、表示された「プロフィール写真を変更」をクリック。

プロフィール写真を変更

ファイルをアップロードします。

ファイルのアップロード

アップロード後、次のように「この写真であなただとわかってもらえますか?顔を認識できません。」というメッセージが表示された場合、この写真は検索結果に表示されないようですので、別の画像を選択してください。

認識できない例

このように何も表示されなければOKです。表示したい部分だけトリミングして、「プロフィール写真に設定」をクリックします。

認識できる例

また、「この写真は解像度が低すぎます。解像度が高い写真はありますか?」というメッセージが表示される場合もありますが、ネットで調べた限りではこれもOKらしいです。

認識できる例

キャラクタを表示させている人もときどきみかけますが、画像内に人物の画像を溶け込ませて認識させているようです。

3.自分が著者であることを示す行の設定

ウェブサイトの各ページに以下を設定します。

<link rel="author" href="https://plus.google.com/自分のID番号/posts" />

注:この設定による表示は実際に確認できていませんが、下記のサイトではうまくできているみたいです。

参考:Push rel="author" through your head

4.Google+のプロフィールにメール情報の登録

まず、「Googleの著者情報」のページにアクセス。

Googleの著者情報
Googleの著者情報

登録したいメールアドレスを入力し、「投稿者として登録」をクリック。

投稿者として登録

登録したメールアドレスに確認メールがくるので「確認」をクリック。

確認メール

これで確認完了です。

確認完了

Google+のプロフィールの「連絡先」に登録したメールアドレスが表示され、右側にチェックアイコンがついていれば設定完了です。

連絡先

5.ウェブサイトに著者情報の掲載

注:この手順は同じドメインでないメールアドレスを使う場合のみです。

ウェブサイトの各ページに、以下のリンクを設定します。「名前」の部分はGoogle+のプロフィールと一致する必要があるようです。

<a href="Google+のURL?rel=author">名前</a>

6.Google+のプロフィールにウェブサイトの登録

注:この手順は同じドメインでないメールアドレスを使う場合のみです。

Google+の「プロフィール」をクリック。

プロフィール

「プロフィールを編集」をクリック。

プロフィールを編集

「投稿先」をクリック。

投稿先

テキストフィールドにサイト名とメインページのURLを入力して「保存」をクリック。

サイト名とメインページのURLを入力

これで設定されました。

設定完了

「カスタムリンクを追加」をクリックすれば、複数のウェブサイトを登録できます。

7.リッチスニペットテストツール

どの著者データをGoogleがページから抽出できるかを調べるには、「リッチスニペットテストツール」を使用してください、とのことです。

リッチスニペットテストツールを使ったプレビュー
リッチスニペットテストツール

8.設定してから表示されるまでの期間

私の場合、プロフィール画像をネコにしていたのですが、全く表示されず、自分の顔写真に変えてから1日ほどで掲載されるようになりました。

また、すべてのページが一律表示されるものでもないようです。

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