PHPでvar_dumpの情報をファイルに出力する方法
PHPでvar_dumpの情報をファイルに出力する方法を紹介します。
1.問題点
ブラウザからアクセスしたサイトで動作するPHPのログをファイルに出力したいのですが、方法がわかりません。
ということで、PHPでvar_dumpの情報をファイルに出力する方法を紹介します。
2.PHPでvar_dumpの情報をファイルに出力する
PHPでvar_dumpの情報をファイルに出力するには、下記の行を追加します。
ob_start();
var_dump($data);
$dump = ob_get_contents();
ob_end_clean();
file_put_contents( '/tmp/debug.log', $dump, FILE_APPEND );
3.解説
各関数について解説します。
ob_start()は、出力をバッファリングします。
var_dump()は、 変数に関する情報をダンプします。配列やハッシュなどの構造もダンプできます。
ob_get_contents()は、バッファリングした値を代入します。
ob_end_clean()は、バッファリングを終了します。
file_put_contents()は、文字列をファイルに書き込みます。第1パラメータは出力パス・ファイル、第2パラメータは出力する内容、第3パラメータはフラグで、下記の3種類があります。
- FILE_USE_INCLUDE_PATH:インクルードパスを使用
- FILE_APPEND:ファイルを追記モードで開く
- LOCK_EX:書き込み中にファイルをロック
複数のフラグを指定する場合、論理演算子OR(|)で結合します。
サンプルは、上書きモードを指定しています。
Movable Typeの月別コンテンツアーカイブリスト用テンプレート
Movable Typeの月別コンテンツアーカイブリスト用テンプレートのサンプルと解説です。
1.サンプル
<mt:IfArchiveTypeEnabled archive_type="ContentType-Monthly" content_type="コンテンツタイプ名">
<mt:ArchiveList type="ContentType-Monthly" content_type="コンテンツタイプ名">
<mt:ArchiveListHeader>
<nav class="widget-archive-monthly widget">
<h3 class="widget-header"><$mt:ArchiveTypeLabel$>アーカイブ</h3>
<div class="widget-content">
<ol class="widget-list">
</mt:ArchiveListHeader>
<li class="widget-list-item"><a href="<$mt:ArchiveLink encode_html="1"$>"><$mt:ArchiveTitle$> (<$mt:ArchiveCount$>)</a></li>
<mt:ArchiveListFooter>
</ol>
</div>
</nav>
</mt:ArchiveListFooter>
</mt:ArchiveList>
</mt:IfArchiveTypeEnabled>
2.解説
1行目のMTIfArchiveTypeEnabledタグで、アーカイブが利用可能か判定します。
<mt:IfArchiveTypeEnabled archive_type="ContentType-Monthly" content_type="コンテンツタイプ名">
archive_typeモディファイアには月別コンテンツアーカイブなので「ContentType-Monthly」、content_typeには該当のコンテンツタイプ名を設定します。
2行目のMTArchiveListタグで、該当アーカイブをリスティングします。モディファイアはMTIfArchiveTypeEnabledタグと同じです。
<mt:ArchiveList type="ContentType-Monthly" content_type="コンテンツタイプ名">
3~8行目のMTArchiveListHeaderタグは初回のループ時に実行します。これを使ってリストのHTML開始タグを出力します。
<mt:ArchiveListHeader>
<nav class="widget-archive-monthly widget">
<h3 class="widget-header"><$mt:ArchiveTypeLabel$>アーカイブ</h3>
<div class="widget-content">
<ol class="widget-list">
</mt:ArchiveListHeader>
9行目のliタグでアーカイブ情報を出力します。MTArchiveLinkタグはアーカイブページのURL、MTArchiveTitleタグで「xxxx年xx月」、MTArchiveCountタグでその月のコンテンツデータ件数を出力します。
<li class="widget-list-item"><a href="<$mt:ArchiveLink encode_html="1"$>"><$mt:ArchiveTitle$> (<$mt:ArchiveCount$>)</a></li>
10~14行目のMTArchiveListFooterタグは最後のループ時に実行します。これを使ってリストのHTML終了タグを出力します。
<mt:ArchiveListFooter>
</ol>
</div>
</nav>
</mt:ArchiveListFooter>
15~16行目は1~2行目の終了タグです。
</mt:ArchiveList>
</mt:IfArchiveTypeEnabled>
MiniTool Partition Wizard(プロ・プラチナ版)レビュー
MiniTool Partition Wizard(プロ・プラチナ版)のレビューです。
1.MiniTool® Software Ltd.について
発売元の MiniTool® Software Ltd.は、カナダと香港に拠点をもつソフトウェアメーカーで、ディスクやパーティション管理・データ復旧・データバックアップのソリューションを提供し続けています。
2.MiniTool Partition Wizardについて
「MiniTool Partition Wizard」は2009年にリリースされた、Windows向けパーティション管理ソフトです。
第38回Vecotorプロレジ大賞「パーティン管理 部門賞」を受賞しています。
記事執筆時点のバージョンは12.7です。
3.機能について
MiniTool Partition Wizardには、大きく4つの機能があります。
- データ復元
- パーティション復元
- ディスクベンチマーク
- ディスク使用状況分析
以降、それぞれの機能を簡単に紹介します。
4.データ復元
「データ復元」をクリックすると、「データ復元モジュール」が開きます。
デスクトップやゴミ箱・フォルダを選択するなど、特定の場所から復元させることもできます。
例として、ゴミ箱から完全に消去したmp4ファイルを復元してみます。「ゴミ箱」にマウスをポイントして「スキャン」をクリック。
画面がゴミ箱のツリーに切り替わるので、ツリーを展開し、「ゴミ箱」をクリック。
最近削除されたファイルが表示されました。
ここでは、上から2つめのmp4ファイルを復元してみます。復元したいファイルを右クリックして「復元」を選択。
保存先を選択。別ドライブが推奨なので、外付けHDD(Fドライブ)の任意のフォルダ選択して、「OK」をクリック。
復元しています。
復元が完了しました。「回復されたファイルをビュー」をクリック。
復元したファイルがありました。
4.パーティション復元
(実際に試していないので機能の紹介のみです)
パーティション復元をクリックすると、ウィザードが開きます。「次へ」をクリック。
復元したいディスクを選択して「次へ」をクリック。
スキャン範囲の設定を行いまます。
スキャン方式を選択します。
パーティションを選択して「完了」をクリックすれば復元が開始します(実際にはこの後実行していません)。
5.ディスクベンチマーク
「ディスクベンチマーク」をクリックすると、下記の設定画面が開きます。
ドライブ・転送サイズ・キュー番号・クールダウンタイムなどを設定して「開始」をクリック。ここではデフォルト状態で実行します。
実行すると、ディスクをテストします。
完了しました。ベンチマークがこのように表示されます。
6.ディスク使用状況分析
「ディスク使用状況分析」をクリックすると画面が切り替わります。
ドライブを選択して「スキャン」をクリック。
分析を開始します。
分析が終了しました。「ツリービュー」ではツリー単位で、
- 親フォルダに対する占有率
- サイズ
- 項目
- ファイル
- フォルダ
を表示してくれます。ツリーを展開すれば、さらに詳細を表示できます。
「ファイルビュー」ではファイル単位に、
- ドライブ内での占有率
- サイズ
- 最終更新
- 属性
を表示してくれます。
「フォルダビュー」ではフォルダ単位に、
- ドライブ内での占有率
- サイズ
- 最終更新
- 属性
を表示してくれます。
7.その他
左側の「パーティション統合管理」をクリックすれば、パーティションに関する各種操作を行えます。
また、右上の「ブータブルメディア」をクリックすれば、ブータブルメディアビルダで起動CDおよびフラッシュドライブを作成できます。
「マニュアル」をクリックすれば、公式サイトのマニュアルを参照できます。
8.感想
一番使用頻度が高いのは「ディスク使用状況分析」です。音声や動画を編集する機会が増え、サイズの大きな不要ファイルを検索・削除するときに便利だと思いました。
メインの復元機能も、誤ってファイルを削除してしまった場合など、普段は利用する機会は少ないと思いますが、常にこのソフトを準備しておくことで安心してPCを操作できると感じました。
無料版も用意されているので、気になる方は一度使ってみてはいかがでしょうか。
9.Facebookプレゼント企画のお知らせ
Facebookでプレゼント企画を実施中です。