FFmpegをWindowsにインストールする方法
FFmpegをWindowsにインストールする方法を紹介します。
1.はじめに
Windows端末で「ScreenToGif」という、デスクトップキャプチャで取得した動画をMP4で保存しようとしたら、「FFmpegのパスが通っていません」と警告が表示されました。
FFmpeg自体インストールした記憶がないので、本記事でFFmpegをWindowsにインストールする方法を紹介します。
ちなみに、FFmpegはオープンソースのマルチメディアフレームワークで、主にコマンドラインツールとして動作し、多くの音声・動画フォーマットに対応した、ストリームの保存や変換が可能です。
2.FFmpegのダウンロード
FFmpegのページにアクセスして「Download」をクリック。
Windowsのアイコンをクリック。
「Windows builds by BtbN」をクリック。
「ffmpeg-master-latest-win64-gpl.zip」をクリック。
ダウンロードしたアーカイブを展開し、ここでは
C:\Program Files (x86)\ffmpeg
となるように配置します。
2.パスを通す。
タスクバーの検索フィールドに「システムの詳細設定」を入力して、「システムの詳細設定の表示」をクリック。
「環境変数」をクリック。
「xxのユーザー環境変数」の「Path」を選択した状態で「編集」をクリック。
「新規」をクリック。
今回は下記のパスを追加して「OK」をクリック。
C:\Program Files (x86)\ffmpeg\bin
前の画面も「OK」をクリックして、すべて閉じます。
3.動作確認
コマンドプロンプトを開いて、下記のコマンドを実行。
ffmpeg -version
パスが正常に通っていれば、下記のメッセージが表示されます。
これでFFmpegのインストール完了です。
シェルスクリプトのexpectで応答メッセージを振り分ける方法
シェルスクリプトのexpectで確認メッセージを振り分ける方法を紹介します。
1.問題点
シェルスクリプトを使ってパスワード入力が必要なコマンド(scp)を実行するためにexpectを使っています(下記)。
#!/bin/bash
expect -c "
spawn scp /home/foo/abc.txt foo@172.16.5.10:/home/foo
expect \"Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?\"
send \"yes\n\"
expect \"password:\"
send \"hoge\n\"
interact
"
ですが、確認メッセージが2パターンあり、それらを振り分ける方法がわかりません。
具体的には、
% scp /home/foo/abc.txt foo@172.16.5.10:/home/foo
というコマンドを実行すると、初回は、
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?
と聞かれて、そのあと
password:
を聞かれるのですが、2回目以降は、
password:
しか聞かれません。
ということで、シェルスクリプトのexpectで確認メッセージを振り分ける方法を紹介します。
2.シェルスクリプトのexpectで確認メッセージを振り分ける
確認メッセージを振り分けるには、次のように書き換えます。
#!/bin/bash
expect -c "
spawn scp /home/foo/abc.txt foo@172.16.5.10:/home/foo
expect {
\"Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?\" {
send \"yes\n\"
expect \"password:\"
send \"hoge\n\"
} \"password:\" {
send \"hoge\n\"
}
}
interact
"
具体的には、expect節で全体を括り、その中にifのthen節とelse節のように確認メッセージを分けて記述します。
Adobe Acrobat Reader(Adobe Reader)で電子印鑑を押印する方法
Adobe Acrobat Reader(Adobe Reader)で電子印鑑を押印する方法を紹介します。
1.電子印鑑の用意
電子印鑑は有料・無料など色々なサイトで作ることができます。
ここでは、画像の印鑑データを透過したり、テキスト打ち込みで印鑑が作れる「印鑑透過」で作ったものを利用します。
「STORES」というサイトでも無料ダウンロードできるようです。
2.PDFに電子印鑑を押印する
印鑑を押印したいPDFファイルを開き、「すべてのツール」タブの「入力と署名」または「電子サイン」をクリック。
「イニシャルを追加」をクリック。
「画像」をクリック。
電子印鑑にしたい画像を選択すると枠内に表示されるので「適用」をクリック(ここでサイズ等の調整はできません)。
なお、この印鑑を毎回使いたい場合は画面左下の「イニシャルを保存」をチェックしておくと便利です。ここではチェックした状態で進めます。
「適用」をクリックすると、PDFに適用した電子印鑑が表示され、マウスで移動できる状態になります。
位置を決めてクリックすると印鑑が固定されます。
印鑑に編集ボックスが表示されます。「A」は印鑑の拡大・縮小、ゴミ箱は印鑑の削除です。
その右の「…」は印鑑ではないイニシャル等におきかえるものです。
これでPDFを保存すれば、電子印鑑が捺印された状態になります。
次回以降は「電子サイン」に選択した印鑑が表示されるので、印鑑をクリックするだけでPDFに表示されます。×印をクリックすれば登録を解除できます。