さくらVPS(その6:Remiを使ったPHPの最新バージョンのインストール)

さくらVPS(その6:Remiを使ったPHPの最新バージョンのインストール)

Posted at February 26,2013 12:55 AM
Tag:[sakura, VPS]

「さくらVPS」のサーバにPHPをインストールする方法について紹介します。

デフォルトの状態ではPHPの旧バージョンがインストールされるみたいなので、優先度を設定するyum-prioritiesを導入し、サードパーティのリポジトリ「Remi」を利用して最新版のPHPをインストールします。

この記事は「さくらVPS」環境設定シリーズの6回目です。

1.yum-prioritiesのインストール

まず、優先度を設定するyum-prioritiesをインストールします。yum-prioritiesをインストールするには、root権限でyumコマンドを実行します。

$ sudo yum -y install yum-priorities

以下のような感じでインストールされます。

yum-prioritiesをインストール

2.パッケージの優先度を設定

パッケージの優先度を設定するために標準レポジトリの設定ファイル、/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repoをrootで編集します。

$ sudo vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo

[base][updates]のグループの末尾に「priority=1」を設定し、それ以外のグループには「priority=2」を設定します。

# CentOS-Base.repo
#
# The mirror system uses the connecting IP address of the client and the
# update status of each mirror to pick mirrors that are updated to and
# geographically close to the client.  You should use this for CentOS updates
# unless you are manually picking other mirrors.
#
# If the mirrorlist= does not work for you, as a fall back you can try the
# remarked out baseurl= line instead.
#
#
 
[base]
…中略…
priority=1
 
[updates]
…中略…
priority=1
 
[extras]
…中略…
priority=2
 
[centosplus]
…中略…
priority=2
 
[contrib]
…中略…
priority=2

3.Remiのインストール

Remiをwgetでダウンロードします。

2014.2.18追記
ダウンロードURLが変わっているようなので、ブラウザから「Les RPM de Remi - Repository」にアクセスし、下の画面にある「Maintained Enterprise Linux (RHEL / CentOS / Other clones)」にある「remi-release-5.rpm」または「remi-release-6.rpm」のURLを利用してください。

remi-release-5.rpmのダウンロードは次のとおりです。

Les RPM de Remi - Repository

$ wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-5.rpm

続けてインストールします。

$ sudo rpm -ivh remi-release-5.rpm

-----------ここから以前の情報です-----------

64ビット版の場合は以下のコマンドを実行してください。

$ wget http://rpms.famillecollet.com/el5.x86_64/remi-release-5-8.el5.remi.noarch.rpm
$ wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-5.rpm

32ビット版の場合は以下のコマンドを実行してください。

$ wget http://rpms.famillecollet.com/el5.i386/remi-release-5-8.el5.remi.noarch.rpm

以下は64ビット版をダウンロードした画面です。

Remiのダウンロード

続けてインストールします。こちらは32ビット・64ビット共通です。

$ sudo rpm -ivh remi-release-5-8.el5.remi.noarch.rpm

以下は64ビット版をインストールした画面です。

Remiのインストール

-----------ここまで以前の情報です-----------

4.Remiの初期設定

Remiリポジトリ設定ファイル、/etc/yum.repos.d/remi.repoをrootで編集します。

$ sudo vi /etc/yum.repos.d/remi.repo

[remi]グループに「enabled=0」「priority=1」となるように編集します。

[remi]
…中略…
enabled=0
priority=1

変更前
変更前

変更後
変更後

5.PHPのインストール

本題のPHPのインストールを行います。執筆時点の最新バージョンは5.4.10です。

最新版のPHPをインストールするには、rootでyumコマンドを実行するときにオプションパラメータ「--enablerepo=remi」を設定します。「--enablerepo=remi」はRemiリポジトリを利用するというオプションです。

また、PHPのインストールでは「php」「php-cli(コマンドラインから実行)」「php-common」「php-mbstring(マルチバイト処理)」など、必要なパッケージをまとめて指定するとよいでしょう。

$ sudo yum --enablerepo=remi install php php-cli php-common php-mbstring

以下は実際にインストールしたときの画面です。

PHPのインストール

6.PHPバージョンの確認

バージョン確認は一般ユーザーで「php -v」で行います。

$ php -v

作業した時点で最新版の5.4.10がインストールされています。

PHPバージョンの確認

7.Apache再起動

Apacheを再起動してブラウザからPHPが動作することを確認します。

$ sudo service httpd restart

/var/www/htmlに移動して、viコマンドでphpファイルを作成します。

$ cd /var/www/html
$ vi test.php

ファイルの内容は以下でよいでしょう。

<?php phpinfo(); ?>

ブラウザからアクセスして次の内容が表示されればOKです。

ブラウザからアクセス

8.参考サイト

参考サイトは以下です。ありがとうございました。

CentOS 外部レポジトリの追加(Remi)

2014.2.18
RemiのリポジトリURLについて修正しました。

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コメント

Remiのインストールについてなんですが
このブログに書いてあるコマンドを実行すると エラーが起きてしまって なんでだろうと思って参考元のURLを実行するとうまくいったので 一応報告だけでもと思ってコメントしました。

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/buzzword111/20140206/20140206135734.jpg
上記は、簡単に画像で説明したものです。

[1] Posted by Buzzword111 logo : February 6, 2014 1:59 PM

>Buzzword111さん
ご返事遅くなりすいません。

情報&画像のご提供ありがとうございます。
配布元のURLが変更されていましたので記事を修正致しました。

[2] Posted by yujiro logo : February 18, 2014 11:23 AM
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