Eclipse起動時に「JVM is not suitable for this product」というエラーになる場合の対処

Eclipse起動時に「JVM is not suitable for this product」というエラーになる場合の対処

Posted at January 21,2015 12:33 AM
Tag:[Eclipse, TroubleShooting]

Eclipse起動時に「JVM is not suitable for this product」というエラーになる場合の対処方法を紹介します。

1.問題点

WindowsでEclipse起動時に次のようなエラーが発生しました。

Eclipse起動時のエラー

エラーは「Version 1.5.0_17 of the JVM is not suitable for this product. Version: 1.6 or greater is required.」となっています。

執筆時点のEclipseのバージョンは4.4(Luna)です。

2.原因

原因はメッセージの通り、Eclipse起動時に利用するJavaVM(JVM)のバージョンが古いためのようです。

古いバージョンのJavaVMを利用する原因は、他のソフトで古いバージョンのJavaVMを利用していて、そのパスが環境変数に設定されているためでした。

ということで、Eclipse起動時には別のJavaVMを使用する必要があるようです。

3.対処方法

Eclipse起動時にJavaVMを指定するには、インストールしたフォルダに含まれるeclipse.iniというファイルに、起動するJavaVMを「-vm」オプションを使って次のように指定します。

-vm
C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_51\bin\javaw.exe

eclipse.iniへの設定イメージは次のとおりです。

-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.3.0.v20140415-2008.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_1.1.200.v20140603-1326
-product
org.eclipse.epp.package.java.product
--launcher.defaultAction
openFile
--launcher.XXMaxPermSize
256M
-vm
C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_51\bin\javaw.exe
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
--launcher.defaultAction
openFile
--launcher.appendVmargs
-vmargs
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.6
-Xms40m
-Xmx512m
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