スタンドアロンのLinuxでyumを利用する方法

スタンドアロンのLinuxでyumを利用する方法

Posted at August 22,2017 12:03 AM
Tag:[Linux]

スタンドアロンのLinuxでyumを利用する方法を紹介します。

1.はじめに

Linuxでyumを利用する場合、インターネット接続されている状態が普通だと思いますが、検証環境によってはインターネット接続されていないケースもあります。

yumが利用できないとRPMパッケージからのインストールか、ソースコードからのコンパイルが必要になり、面倒です。

ということで、スタンドアロンのLinuxでyumを利用する方法を紹介します。

2.スタンドアロンのLinuxでyumを利用する

スタンドアロンのLinuxでyumを利用するには、メディアとして、Linuxディストリビューション(ここではRHEL)のisoファイル・イメージ(CD/DVD等)を利用します。

まず、メディア(/dev/cdrom)を(/media/redhat)にマウントします。mountコマンド実行で「~mounting read-only」が表示されますが問題ありません。

# cd /media
# mkdir redhat
# mount -t iso9660 /dev/cdrom /media/redhat
mount: /dev/sr0 is write-protected, mounting read-only
# ls -l /media/redhat
合計 780
-r--r--r--.  1 root root   8266  4月  4  2014 EULA
-r--r--r--.  1 root root  18092  3月  6  2012 GPL
dr-xr-xr-x.  2 root root   2048 10月 20  2016 LiveOS
 :
dr-xr-xr-x.  2 root root   4096 10月 20  2016 repodata

次にリポジトリ定義用設定ファイル(.repo)を作成します。

# cd /etc/yum.repos.d
# vi media_default.repo

下記の内容を設定してmedia_default.repoを保存します。

[media_default]
name=media_default
baseurl=file:///media/redhat
gpgcheck=0
enabled=0

/etc/yum.repos.d配下にはデフォルトの.repoファイルがありますが、次のyumコマンドを実行するとデフォルト状態に書き替わってしまったため、ここではmedia_default.repoという別ファイルを作りました。

設定は以上です。

yumコマンドでパッケージリストを取得します。

# yum --disablerepo=\* --enablerepo=media_default list
読み込んだプラグイン:product-id, search-disabled-repos, subscription-manager
This system is not registered to Red Hat Subscription Management. You can use subscription-manager to register.
インストール済みパッケージ
GeoIP.ppc64                            1.5.0-11.el7                @anaconda/7.3
NetworkManager.ppc64                   1:1.4.0-12.el7              @anaconda/7.3
NetworkManager-config-server.ppc64     1:1.4.0-12.el7              @anaconda/7.3
  :
(後略)

"--disablerepo"は通常有効になっているリポジトリを無効にするオプション、"--enablerepo"はリポジトリを指定するオプションです。

ためしにglibc-develをyumでインストールしてみます。

# yum --disablerepo=\* --enablerepo=media_default install glibc-devel
読み込んだプラグイン:product-id, search-disabled-repos, subscription-manager
This system is not registered to Red Hat Subscription Management. You can use subscription-manager to register.
依存性の解決をしています
--> トランザクションの確認を実行しています。
---> パッケージ glibc-devel.ppc64 0:2.17-157.el7 を インストール
--> 依存性解決を終了しました。
 
依存性を解決しました
 
================================================================================
 Package            アーキテクチャー
                                 バージョン          リポジトリー          容量
================================================================================
インストール中:
 glibc-devel        ppc64        2.17-157.el7        media_default        1.1 M
 
トランザクションの要約
================================================================================
インストール  1 パッケージ
 
総ダウンロード容量: 1.1 M
インストール容量: 1.4 M
Is this ok [y/d/N]: y
Downloading packages:
Running transaction check
Running transaction test
Transaction test succeeded
Running transaction
警告: RPMDB は yum 以外で変更されました。
  インストール中          : glibc-devel-2.17-157.el7.ppc64                  1/1
media_default/productid                                  | 1.6 kB     00:00
  検証中                  : glibc-devel-2.17-157.el7.ppc64                  1/1
 
インストール:
  glibc-devel.ppc64 0:2.17-157.el7
 
完了しました!

正常にインストールできました。

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