Melody 1.0.2リリース
Movable TypeのオープンソースCMSプロジェクト「Melody」のバージョン1.0.2が7月13日にリリースされていました。
1.0.1までのjQuery関連のバグが改修されており、全ての画面が正常び動作します。これは英語以外の言語を選択した場合に発生するバグのようでした。
その他、以下の環境変数が追加されています。
- DeniedAssetFileExtensions
- AssetFileExtensions
MelodyはMovable Type 4をベースにしており、MT5で非推奨となったSQLiteが使えます。またMT5で追加された「ウェブサイト」という概念がなく、ブログだけで使いたい方にお勧めできるCMSです。
Melody 1.0.1リリース(but jQuery effects don't work)
Melody 1.0.1がリリースされました。
ダウンロードは、MelodyのGithubのページにある「Download」のリンクをクリック。
「melody-v1.0.1.tar.gz」または「melody-v1.0.1.zip」をクリックすればダウンロードが開始します。

なお、jQueryが動作しない不具合は修正されていないようです。不具合を修正するには、tmpl/cms/include/header.tmplに以下の1行を追加してください。
…前略…
<mt:include name="include/css_js_common.tmpl">
<script type="text/javascript" src="<mt:var name="static_uri">jquery/jquery.js"></script>
<mt:setvarblock name="html_head" prepend="1">
…後略…
また操作を繰り替えすうちに、記事編集画面に進もうとすると次のエラーが発生しました。

UTF-8フラグの関係のようです。
その他、HTML::Parserが読み込めないケースについては以下の記事をご覧ください。
Melody 1.0.0リリース
Melody 1.0.0がリリースされました。
ただしいくつか問題が残っているようなので、気がついた点を記しておきます。
1.HTML::Parser
相変わらずHTML::Parserが必須モジュールになっています。サーバにはHTML::Parserがインストールされているのですが、次のようなエラーが表示されます。

check.cgi(MTのmt-check.cgiと同じ)を実行すると次のようなメッセージが表示されました。

ということで、HTML::Parserはバージョン3.66以上でないといけないようです。サーバにインストールされているバージョンは3.65でした。
HTML::Parserのバージョンを上げるのが本来ですが、とりあえずlib/MT/App/Wizard.pmの以下の部分を「3.65」に書き換えました。
'HTML::Parser' => {
'link' => 'http://search.cpan.org/dist/HTML-Parser/',
'version' => '3.65'
},
これでOKになり、インストールは完了しました。

2.管理画面のJavaScript
インストール後の管理画面で記事一覧にマウスをポイントしても反応がなく、「Publish」や「Quick Look」も有効になりません。また、「設定」メニューの画面なども正常に表示されません。

確認したところ、肝心のjquery.jsが呼び出せていないようです。tmpl/cms/include/css_js_common.tmplでインクルードしているのですが、正しく引き込めていないようです。
ということで、とりあえずtmpl/cms/include/header.tmplに以下の1行を追加しました。
…前略…
<mt:include name="include/css_js_common.tmpl">
<script type="text/javascript" src="<mt:var name="static_uri">jquery/jquery.js"></script>
<mt:setvarblock name="html_head" prepend="1">
…後略…
これでとりあえず動作するようになりました。

3.ローカライズ
大きな問題ではありませんが、Melodyで機能追加された部分は日本語に翻訳されていないようです。

Melody 1.0.0 RC1 リリース
Movable Type 4 をベースにしたオープンソースCMSプロジェクト「Melody」の 1.0.0 RC1(リリース候補版1)がリリースされました。
RC1では、Beta 3からのバグフィックスの他、jQuery1.5へのアップグレード、Config Assistantのアップグレード、環境変数PerlLocalLibPathの追加などが行われています。
なお、Beta 3からの変更のようですが、Melodyの利用にあたってはHTML::Parserが必須モジュールとなっています。

また、Windows(XAMPP)でのインストールではいきなり「Got an error: Missing configuration file. Maybe you forgot to move config.cgi-original to config.cgi?」というエラーになります。これについては、config.cgiを作成しておけばインストールは行えるようです。
![]()
また、RC1をインストールしてみたところ、「デザイン」→「Theme Dashboard」や「デザイン」→「Theme Options」の表示や左メニューの動作が効かなくなっているようです。

Melody 1.0.0 Beta 3 リリース
Movable Type 4 をベースにしたオープンソースCMSプロジェクト「Melody」の 1.0.0 Beta 3 がリリースされました。
主にBeta 2からのバグフィックスですが、以下のテンプレートタグが追加されていました。
- mt:WidgetManager
- mt:WidgetSetLoop
- mt:WidgetSetName
- mt:WidgetSetID
- mt:WidgetContent
- mt:WidgetCount
- mt:WidgetName
- mt:WidgetID
- mt:WidgetIdentifier
mt:WidgetManagerタグはMovable Type既存なので、他のテンプレートタグを紹介します。
- mt:WidgetSetLoop
- 特定のウィジェットセットに設定されたウィジェットの処理を繰り替えすブロックタグ
- mt:WidgetSetName
- ウィジェットセット名を出力するファンクションタグ
- mt:WidgetSetID
- ウィジェットセットIDを出力するファンクションタグ
- mt:WidgetContent
- ウィジェットセットの内容を出力するファンクションタグ
- mt:WidgetCount
- ウィジェットセットに設定されているウィジェット数を出力するファンクションタグ
- mt:WidgetName
- ウィジェット名を出力するファンクションタグ
- mt:WidgetID
- ウィジェットIDを出力するファンクションタグ
- mt:WidgetIdentifier
- ウィジェットのidentifierを出力するファンクションタグ
たとえば、MelodyのDePoCleanテーマの「Footer」ウィジェットセットの設定は次のようになっています。

これを次のようなサブテンプレートで内容を表示してみます。
<mt:WidgetSetLoop name="Footer">
<mt:if name="__first__">
<p>ウィジェットセット名:<mt:WidgetSetName>(<mt:WidgetSetID>)<br />
ウィジェット数:<mt:WidgetCount name="Footer"></p>
<ul>
</mt:if>
<li style="margin-bottom:5px">ウィジェット名:<mt:WidgetName>(<mt:WidgetID>)<br />
ウィジェットのidentifier:<mt:WidgetIdentifier><br />
ウィジェットの内容:<div class="widget"><mt:WidgetContent /></div></li>
<mt:if name="__last__">
</ul>
</mt:if>
</mt:WidgetSetLoop>
次のような表示結果になります。mt:WidgetContentタグは再構築も実行します。

Melody 1.0 Beta 2 リリース
Movable Type 4 をベースにしたオープンソースCMSプロジェクト「Melody」の 1.0 Beta 2 がリリースされました。
以下、主な追加機能を簡単に紹介します。
まず、クラシックブログがテーマとして追加されました。Movable Typeコア機能のデフォルトテンプレートの「クラシックブログ」をテーマパックとして組み替えているようです。
クラシックブログのデザインも用意されています。
テーマのエクスポートが行えるようになりました。
記事一覧画面の機能がアップしています。Beta 2では記事別の再構築ボタンや「Quick Look」などが追加されています。
目新しいところでは、環境変数JQueryURLと<mt:JQueryURL>というテンプレートタグが用意されました。このテンプレートタグでは、次のようなURLを出力します。
/melody/mt-static/jquery/jquery.js
Melody 1.0.0 beta1 リリース
Movable Type 4 をベースにしたオープンソースCMSプロジェクト「Melody」の1.0.0 beta1がリリースされました。
メインページにある「Download」のアイコンをクリックすれば最新版をダウンロードできます。

ということで、サーバにインストールして、各機能をざっと確認してみました。Windowsでは「Got an error: Missing configuration file. Maybe you forgot to move config.cgi-original to config.cgi?」というエラーが出るので、config.cgi-originalをconfig.cgiにリネームして環境変数を設定すればインストールできると思います(ただし一部の機能は動作せず)。
以下、「Screenshots of Melody」の記事を元に、Melodyの特徴や機能について簡単に解説します。
インストールウィジェット
Melodyのインストールウィジェットです。プロジェクト開始時はMovable Type 4と同じデザインでしたが、派手な色使いに変更されています。

ブログ記事編集画面
ブログ記事編集画面はMovable Type 4とほぼ同じレイアウトになっています。
Movable Type 4にはないView revisionsやChange noteがあり、Movable Type 5同様の履歴管理が行えることがわかります。

テンプレート一覧画面
テンプレート一覧画面もMovable Type 4とほぼ同じレイアウトです。
Movable Typeと異なるのは、インデックステンプレート一覧の右側に再構築ボタンがあります。このボタンをクリックすると、非同期で再構築が行われます。

テーマ選択画面
テーマには「既定のブログ」の他に「DePo Clean」がバンドルされています。
テーマのアイコンをクリックするとテーマの説明が表示されます。「Apply」をクリックすればテーマが適用されます。
「DePo Clean」テーマは次のようなシンプルなデザインです。
テーマのオプション画面とオプション設定方法
「DePo Clean」テーマを適用すると「Theme Options」が表示されます。なお、Movable Type 4ではサブメニューに「テンプレート」がありますが、Melodyでは、「Theme Dashboard」をクリックして移動した画面に、テンプレート一覧のメニューが配置されています。

「Theme Options」を選択すると、「DePo Clean」テーマに定義されたオプション画面が表示されます。下はFlickrに関する設定画面です。
これはユーザーとサイトのメタデータを設定するオプション画面です。この画面を使って少し解説します。
「About You」という項目のテキストフィールドに、「Your info here.」というデータを入力しています。

このデータは、「DePo Clean」テーマの一番下の「About」の部分に表示されます。

表示される仕組みは、「About」というウィジェットに記述されたMTAboutYouという独自テンプレートタグで出力するようになっています。

テンプレートタグの定義は、config.yamlのoptions:で行います。このように、YAMLを使って設定項目や設定項目に対応するテンプレートタグを簡単に追加できるフレームワークは、アドオンのConfigAssistantで実現されています。
…前略…
template_sets:
DePoClean_theme:
label: 'DePoClean'
base_path: 'templates'
…中略…
options:
…中略…
metadata_about_option:
label: About You
tag: AboutYou
hint: This will populate the "About" widget. No <p> tags in here.
type: text
default: Your info here.
fieldset: metadata
ブログ設定の選択
ブログ設定を行う前に、「Preferences」→「Chooser」を選択します。

次の画面で、ブログの各設定項目について、デフォルトの値を適用するか、「DePo Clean」テーマで定義した値を利用するかを選択します。

例えば認証関係の設定は、デフォルトでは次のような設定になっています。

「DePo Clean」テーマの設定項目を適用すると次の設定が適用されます。

設定項目については、config.yamlのblog_preferences:で定義されています。
…前略…
blog_preferences:
DePoClean_theme_preferences:
label: 'DePoClean Theme Preferences'
description: 'Preferred preferences for the DePoClean Theme'
plugin_data:
ActionStreams:
rebuild_for_action_stream_events: 1
preferences:
allow_anon_comments: 1
allow_comment_html: 1
allow_commenter_regist: 1
allow_comments_default: 1
allow_pings: 1
allow_pings_default: 1
allow_reg_comments: 1
allow_unreg_comments: 1
…後略…
プラグイン設定画面
プラグイン設定画面です。プラグインの設定項目は、左側に表示されているプラグイン名をクリックするだけで表示されます。
ブログ設定画面
Movable Typeでのブログ設定は、画面単位に保存操作が必要ですが、Melodyでは、保存を後回しにして、すべての画面を横断して変更することができます。
変更した画面には、左側のメニューがイタリック体で表示され、メニュー名の右側に「*」マークがつきます。

すべてを変更した後、任意の画面で「Save Changes」を1度クリックすれば、すべての変更が保存されます。
OpenMelody 0.9.10
1月10日に Melody 0.9.10 がリリースされていましたので紹介します。以下のリンクからダウンロードできます。
0.9.10 の追加機能ではありませんが、システム管理画面の「ツール」→「システム情報」→「Plugins & Addons」に、プラグインとアドオンの有効・無効が切り替えられる画面が追加されています。
「リソース」では、プラグインが提供するテンプレートタグ・テキストフィルタ・ジャンクフィルタが表示されます。
OpenMelody では、Movable Type のプラグインのいくつかがアドオンとして登録されています。
OpenMelody 0.9.9
昨年末に Melody 0.9.9がリリースされていましたので紹介します。以下のリンクからダウンロードできます。
インストールディレクトリのログイン画面です。

ロシア語にも対応しているようです。

ブログ記事作成画面です。本文右上のフルスクリーン切り替え用のアイコンが追加されています。
設定画面です。画面では分かりませんがタブメニューをクリックするとさくさく切り替わります。
プラグイン画面のレイアウトが変更されています。こちらもさくさく切り替わります。
Movable Type のオープンソース「Melody」
Movable Type のオープンソースCMSプロジェクト「Melody」が立ち上がりました。
MTOS が Movable Type のコア機能となる形態とは異なり、Melody は MT のディストリビューションとして、より迅速な開発を目指すようです。
- MovableType.org - Meet Melody
- The blog of H.Fujimoto - Movable TypeベースのオープンソースCMSプロジェクト「Melody」
- Modern Syntax - Movable Typeのオープンソース版ブロギングサービス「Melody」誕生
- CNET Jaapan - Movable Typeのオープンソース版ブロギングサービス「Melody」誕生
ということで早速、開発中のコードをダウンロード・インストールしてみました。コードは下記のページからダウンロードできます。インストール方式は Movable Type と同じです。
インストールウィザードが少し変わっています。

管理画面はまだ MT のままです。クレジットは一応変わってました。

テンプレートタグ周りでは、MTBlogs タグに glue モディファイアが追加され、またいくつかのバグフィックスが行なわれています。

