Movable Type 5.2.2リリースと新機能について

Movable Type 5.2.2リリースと新機能について

Posted at December 6,2012 12:55 AM
Tag:[5.2.2, MovableType]

Movable Type 5.2.2がリリースされました。

Movable Type 5.2.2の提供を開始します
Movable Type 5.2.2の提供を開始します

1.バージョンナンバーポリシーについて

Movable Typeはこれまで「5.x」や「5.xx」というバージョンナンバーポリシーでしたが、5.2から提供されているクラウド版の「Movable Type EZ」と通常のMovable Type(ソフトウェア版と呼びます)を共通管理するために、マイナーバージョンの修正リリースについては、「5.2.1、5.2.2」というビルド番号で付与が行われるようです。

クラウド版は1~2ヶ月程度の短いスパンでバージョンアップされ、すべてソフトウェア版に反映されて(クラウド版より長いスパンで)リリースされるという形になるようです。

2.定型文機能

5.2.2から「定型文」が追加されました。

ブログ記事を作る要領で定型文を作っておき(下)、ブログ記事やウェブページ作成時に定型文を呼び出すことで、記事のフォーマットとして利用することができます。

定型文

定型文は複数作成することができます。

定型文の利用方法については、別エントリーで紹介したいと思います。

3.テーマ「Rainier」の追加

5.2.2ではテーマ「Rainier」が追加されました。このテーマはレスポンシブWebデザインに対応しています。

テーマ一覧

新テーマ「Rainier」を適用したところです。

Rainier

「Rainier」は主に次のような特徴・機能があります。

  • アイテムを利用したカバー画像・タイトル表示・ファビコン・og:imageの設定が可能
  • ウェブページを使ったナビゲーション表示が可能
  • クラシックブログ向けスタイルの利用が可能

Rainierの利用方法については、別エントリーで紹介したいと思います。

3.その他の機能および修正点

5.2.2のその他の機能および修正点です。

  • iOS6以降のiPhone/iPadでスマートフォン・オプションから画像アップロードが可能(同名ファイルが存在する場合、自動的に任意のファイル名に変更)
  • Movable Type Advancedが5.2となりWindows Azureに対応
  • run-periodic-tasksを使った指定日公開の実行時に処理日時をログ出力
  • ダイナミックパブリッシングのテンプレートタグのモディファイアに引数を3個以上渡すことが可能
  • リッチテキストエディタの拡張プラグインでconfig.yamlファイルにMTタグの利用が可能

修正点については公式サイトのリリースノートを参照ください。

5.2.2 リリースノート
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