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Linuxでテキストファイルの改行コードを調べる方法

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Linuxでテキストファイルの改行コードを調べる方法を紹介します。

1.はじめに

LinuxでシェルやPerlなどのスクリプトを動作させる場合、改行コードがLFになっている必要があります。

たとえば、Windowsで作成した次のPerlスクリプトがあるとします。

#!/usr/bin/perl
use strict;
print "OK\n";

これを「test.pl」などのファイル名で保存し、そのままLinuxに転送すると改行コードがCRLFになってしまいます。

が、catコマンドでみても改行コードがLFなのかCRLFなのか分かりません。

vimで開けば次のように「^M(CR)」が表示されるのですが、できればLFも可視化してほしいです。

#!/usr/bin/perl^M
use strict;^M
print "OK\n";^M

2.catコマンドを利用する

テキストファイルの改行コードを調べるには、catコマンドに「-e」を付与する方法があります。

% cat -e test.pl

これで次のようにCRは「^M」、LF(行末)は「$」で表示されます。

#!/usr/bin/perl^M$
use strict;^M$
print "OK\n";^M$

「-e」オプションは「-vE」オプションと等価で、「-v」は表示不可能な文字(=最上位ビットが1の文字)を"M-"に置き換え、「-E」は各行の最後に"$"を表示するためのものです。

3.fileコマンドを利用する

fileコマンドで改行コードを調べることもできます。

% file test.pl
test.pl: Perl script, ASCII text executable, with CRLF line terminators

ファイルの改行コードを知りたいのであれば、fileコマンドが便利です。

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