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2006年10月17日

Movable Type 3.3 インストール方法

October 17,2006 2:15 AM
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2008.11.01 Movable Type 4 向けのインストール手順「Movable Type(MT)のインストール」を公開しました。

Movable Type を始めるにあたっての最初の関門はインストール作業ですが、3.3 から簡単にインストールできる仕組みが導入されました。

これまでは、インストール前に mt-config.cgi-original を mt-config.cgi にリネームし、mt-config.cgi をご自身の環境に合わせて任意のエディタで編集し、アップロード。そしてブラウザから mt.cgi にアクセスという手順を踏んでいましたが、3.3 では公式サイトのマニュアルに記載されていない、対話式のウィザード機能(mt-wizard.cgi)が提供されており、これを用いれば前述の手順が不要になります。

ということで、このエントリーでは対話式ウィザードを用いた Movable Type の新規インストール手順をご紹介します。初心者の方でもトライできるよう、多少詳しく解説してみました。
注:アップグレードの場合、mt-wizard.cgi は利用できません。

記事中のスクリーンショットをクリックすると、画面内に実物大のスクリーンショットが表示されます。やや大きいサイズもあるのでブラウザをひろげてご覧ください。元の画面に戻るには、表示された画像右下にある「Close」をクリックします。

なおパッケージのダウンロードおよびについては省略しています。ダウンロードしたパッケージアーカイブを任意のフォルダで解凍した状態から説明を開始します。レンタルサーバへのファイル転送についてはFFFTPを用いて解説していますが、作業的にはどのファイル転送ツールでもたいして変わりはないと思います。

1.ファイルのアップロード

アップロード前のFFFTP画面Movable Type のパッケージアーカイブを解凍した中にある、全てのファイル・フォルダをアップロードします。左のFFFTPの画面は、左側がローカルPCで、パッケージを解凍した最上位フォルダの中、右側がレンタルサーバで、これからアップロードするディレクトリにすでに移動している状態です。
ここではさくらインターネットを想定し、全て同じディレクトリにアップロードしますが、レンタルサーバによってはCGIを実行するディレクトリとブログのHTMLファイルを配置するディレクトリが異なる場合があります。

ローカル側のフォルダ・ファイルを全選択左側に表示されたファイルまたはフォルダをクリックして、メニューバーの[表示]-[全選択]を選択するとすべてのファイル・フォルダが選択された状態になります。

転送状態表示この状態でメニューバーの[コマンド]-[アップロード]を選択するとサーバ側へファイルの転送が開始します。転送中はスクリーンショットのような転送状態が表示されます。かなりのファイル数があり、数分かかりますのでゆっくり待ちましょう。

転送完了転送が完了するとウィンドウの右側にファイルやフォルダがずらずらと表示された状態になります。転送作業はこれで完了です。

2.実行ファイルのパーミッション変更

サーバ側のパーミッション変更対象ファイル選択転送したファイルの中で、拡張子が「.cgi」となっているファイルについて、プログラムとして動かすための「実行権」を与える必要があります(これを「パーミッションの変更」と言います)。パーミッションを変更する必要があるファイルは、転送先ディレクトリの最上位、つまり先の転送完了後の状態で表示されているディレクトリにある15ファイルほどで、これらのファイルを選択状態にします。「.cgi」という拡張子のファイルを ctl キーを押しながらクリックすると複数選択できます。
注:スクリーンショットでは「mt-config.cgi-oroginal」を選択状態にしていますが、私のキャプチャ誤りですので、選択する必要はありません。

メニューより[属性変更]を選択この状態でメニューバーの[コマンド]-[属性変更]を選択します。

パーミッション設定表示されたダイアログ(左)の右下にある「現在の属性」に「755」を設定して「OK」をクリックしてください。レンタルサーバによっては「705」等の場合もありますので、レンタルサーバのマニュアル等でご確認ください。

パーミッション変更完了これでパーミッションが変更されました。変更したファイルの属性欄が「rwxr-xr-x」となっていればOKです。

3.データベース用フォルダの作成(SQLite/BerkeleyDB の場合のみ)

サーバ側で[フォルダ作成]を選択右側の任意のファイルまたはフォルダをクリックして、メニューバーの[コマンド]-[フォルダ作成]を選択します。

フォルダ名入力表示されたダイアログに「db」を入力して「OK」をクリックします。ここで設定する名前は何でも構いません(といっても半角英字がいいでしょう)が、後の作業で必要になりますので覚えておきましょう。これで「db」というディレクトリが作成されました。

新しく作ったフォルダのパーミッション変更2項の「パーミッションの変更」と同じ手順で、作成した「db」ディレクトリのパーミッションを変更します。

パーミッション設定こちらは「777」を設定してください。これもレンタルサーバによっては異なる可能性があります。

パーミッション変更完了これで「db」ディレクトリのパーミッションが変更されました。「db」の属性欄が「rwxrwxrwx」となっていればOKです。

4.ウィザードによるインストールの前準備

ここではインストールを実施するために必要な構成ファイル(mt-config.cgi)の作成に入ります。バージョン3.2まではインストールのためのいわゆる「設定ファイル(mt-config.cgi)」を手作業で編集していましたが、3.3 より以降の手順で自動的にファイルを作成してくれます。

ウィザードアクセス後の画面ブラウザから、先程アップロードした「mt-wizard.cgi」にアクセスします。正常にアクセスできれば左の画面が表示されます。レンタルサーバのドメインと別に独自ドメインを新たに取得している場合は、独自ドメインをアドレスとして設定しましょう。
表示されたら左下の「開始」をクリックしてください。

4.1 インストール条件の確認

ウィザード(インストール条件表示)インストールに必要な条件について表示されます。スクリーンショットでは「以下のPerlモジュールがみつかりませんでした」というメッセージが表示されてドキッとしますが、この配色のメッセージは問題ありません(問題がある場合はおそらくピンク色のメッセージが表示されます)。ただし「見つからないパッケージ」の内容によっては選択できるデータベースが制限されます(サンプルでは PostgreSQL/SQLite2 が使えません)。
ということで、内容を確認して「次へ」をクリックします。

4.2 データベースの選択と設定

ウィザード(データベース選択)使用するデータベースを選択します。ここが一番の肝ですので、セレクトボックスに表示されている「BerkeleyDB」「MySQL」「SQLite」の画面を以下に示します(環境によってはここで PostgreSQL/SQLite2 を選択することができます)。

ウィザード(データベース選択で「BerkeleyDB」選択時)「BerkeleyDB」の場合は「データベースへのパス」のみを設定します。デフォルトで「./db」が設定されていますのでそのまま「接続のテスト」をクリックしてください。さくらインターネットでは問題ありませんでした。
なお BerkeleyDB の選択はブログの記事増加とともにパフォーマンスの問題が顕在化するため、お勧めできません。

ウィザード(データベース選択で「MySQL」選択時「MySQL」の場合は「データベース名」「ログイン名」「パスワード」を設定します。それぞれレンタルサーバの契約で設定されていると思いますので、その内容をそのままここに反映させてください。「データベースサーバー(localhost)」はレンタルサーバの環境にあわせてください。「データベースのポート」「データベースのソケット」は空白で問題ないと思います。

ウィザード(データベース選択で「SQLite」選択時「SQLite」の場合は「データベースへのパス」のみを設定します。デフォルトで「./db」が設定されていますので、その後方に「mt.db」を追加して「./db/mt.db」として「接続のテスト」をクリックしてください(次の説明も一応読んでください)。

ウィザード(データベース選択で「SQLite」選択時のパス変更なお、SQLite の設定については、さくらインターネットではこの設定では正常に接続できなかったため、ルートからのパス(例:/home/hogehoge/www/hogehoge/db/mt.db)を記述しました。

ウィザード(データベース選択後の接続成功画面選択したデータベースの接続が成功すると次の画面に遷移します。ここでは設定する項目はありませんので「次へ」をクリックしてください。

4.3 メールサーバの選択と設定

ウィザード(メールサーバ選択と設定)次に送信用メールサーバの設定を行います。メールサーバの設定は、コメント/トラックバックの受信通知、エントリー投稿後の通知、パスワードの再設定等で使われますが、この設定を行わなくても Movable Type は正常に動作しますので、よく分からない場合はスキップしてください(ちなみに私は設定していません)。なお、設定したメールサーバと連携したメールアドレスはインストール後に適宜設定します。
参考までに、セレクトボックスから選択した画面を次に示しておきます。設定したら「次へ」をクリックしてください。

ウィザード(メールサーバ選択と設定で「SMTPサーバー」選択時)「SMTPサーバー」を選択した場合は「SMTPサーバー」と「テストメール送信先」を入力します。

ウィザード(メールサーバ選択と設定で「Sendmail」選択時)「Sendmail」を選択した場合は「SendMailPath」と「テストメール送信先」を入力します。

4.4 構成ファイルの修正(必要があれば)

構成ファイルの修正画面遷移したページで構成ファイルの内容が表示されます。ここで構成ファイルを編集することができますが、特に必要がない場合はそのまま右下の「インストール」をクリックしてください。
ちなみに CGIPath は mt.cgi 等のファイルが置かれているパス。StaticWebPath はブログのHTMLファイルが置かれるパスです。CGI が異なるディレクトリに置く場合はこれらのパスが異なります。また、前述した通り、レンタルサーバのドメインと別に独自ドメインを新たに取得している場合は、独自ドメインを設定しましょう(ここで設定するドメインは色々と使いまわされ、異なるドメインが設定されていることで過去に問題が発生しています)。

5.インストール実施

ログイン情報設定画面ここで Movable Type の管理画面ににログインする情報を設定します。必要な項目を設定して「インストールを続行」をクリックするとインストールが開始します。

インストール画面インストール実行中および完了の画面です。これでインストールが正常に完了しました。右下の「Movable Type にログインしてください」をクリックしてください。

6.管理画面へのログイン

ログイン画面先程設定したログイン名・パスワードを入力してください。

ログイン後の画面管理画面にログインできました。お疲れ様でした。

mt-wizard.cgiを用いたインストールについては公式サイトでも公開されています。

Six Apart - 技術情報提供ブログ:mt-wizard.cgiでMovable Typeを簡単にインストール

ウィザードの改善要望等は随時受け付けられているようですので、Movable Type フィードバックフォームに送信されると良いでしょう。

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