Movable Type 4 を始める前に設定しておきたい 10 の項目
Movable Type 4 を始める前に設定しておきたい 10 の項目を紹介します。
このエントリーは、バージョン3 の時代に投稿した「Movable Type を始める前に設定しておきたい 10 の項目」のMovable Type 4 版です。今でもそちらのエントリーにトラックバックやブックマークが寄せられ、大変嬉しいのですが、バージョン3 から Movable Type の機能が大幅に拡張・改善され、画面構成も変更されており、以前の記事では対応できなくなってしまったので、全ての記述をこのエントリーで見直すことにしました。Movable Type 4 を利用する場合の参考になれば幸いです。
設定が重要と思われるものから順番に並べています。前回同様「全てが必須」という意味ではありません。不要と思われる項目はスキップしてください。
また、項目によっては運営中に設定するものもあります(2項後半、3項など)。
1.アーカイブパス・アーカイブURLを作成する
Movable Type では、メインページやアーカイブインデックスの他、各アーカイブページ(カテゴリー・アーカイブ/月別アーカイブ/ブログ記事アーカイブ等)を出力します。これらのページはブログディレクトリの配下にディレクトリが作られ、その下に出力されます。
例えば 2008年10月の月別アーカイブページは
- ブログディレクトリ/2008/10/index.html
となります。
以前の記事では、ディレクトリの整理を目的に archives というディレクトリを作成することをお勧めしていましたが、SEO 等を優先したい場合など、目的に応じた名称やドメインのアーカイブURLを作成すると良いでしょう。
アーカイブURL、アーカイブパスは、ブログ管理画面の「設定」→「公開」の「アーカイブをサイトパスとは別のパスで公開する」をチェックすれば設定できます。Movable Type がファイルを出力できるパスであれば、サブドメインや、サイトURL と異なるドメインを設定することも可能です。
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2.ブログ記事アーカイブページのパスを変更する
ブログ記事アーカイブページは検索対象や外部からのリンク先となることが多いため、パス(拡張子含む)は運用の早い段階で確定させておくと良いでしょう。
ただし、運用の途中で「PHP 化を行いたい」という要望が出てくるかもしれません。
そのような状況に対処するために、ブログ記事アーカイブページのパスを以下のように変更することをお勧めします。
ブログ管理画面より「デザイン」→「テンプレート」をクリックして、アーカイブテンプレートの「ブログ記事」をクリック。

一番下の「テンプレートの設定」をクリック。

「パス」のセレクトボックスより yyyy/mm/entry-basename/index.html を選択(または表示項目の末尾が ~/index.html となっているものを選択)。

変更されたことを確認して「保存」をクリック。保存後、ブログ全体を再構築してください。

この設定を行っておけば、「最近のブログ記事」のリンクリストやフィードなどに表示されるブログ記事のURLの末尾がスラッシュになる(ファイル名が設定されない)ので、外部ユーザーが該当の記事をブックマークをしても拡張子を意識しなくなります。つまり運用途中でもPHP化などの変更が可能になります。
なお、月別アーカイブやカテゴリアーカイブは、デフォルトの状態でURLの末尾がスラッシュになってますので、これらの設定は特に変更する必要はありません。
さらに、ブログ記事アーカイブのURLの末尾のパスは、各ブログ記事の「出力ファイル名」が反映されます。この出力ファイル名はブログ記事タイトルの半角英数、半角英数がなければ post-xx という汎用的な名称になるので、SEO を考慮したい場合は任意の内容に変更すると良いでしょう。ただし全角文字(日本語)は許容されません。
変更方法は、ブログ記事投稿画面の右側にある「公開」欄の「出力ファイル名」の鍵マークのアイコンをクリック。

クリックすると出力ファイル名を入力できるようになります。なお、入力後にブログ記事タイトルに半角英数を入力すると出力ファイル名が書き換えられてしまうので、ブログ記事タイトルが確定した後に書き換えると良いでしょう。公開後に変更するとURLが変更されてしまうので注意してください。

3.カテゴリのパスを変更する
カテゴリアーカイブのパス(ディレクトリ)は、日本語のカテゴリ名を作成した場合、デフォルトでは cat1、cat2... という文字列が付与されます(その配下にカテゴリーアーカイブページの実体となる index.html が出力されます)。カテゴリを半角英数で作成すると、その内容がパスの名称に反映されます。いずれにしても、SEO を考慮した名称に変更したい場合は、カテゴリ作成と同時にパス名を変更すると良いでしょう。
パス名の変更方法は、カテゴリ作成後のカテゴリ編集画面の右側にある「公開」欄の「出力ファイル名」の鍵マークのアイコンをクリック。
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クリックするとカテゴリのパス名が入力できるようになります。設定後、このカテゴリーを利用するか、すでに利用中であれば全体を再構築してください。
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4.更新通知を設定する
更新通知は、ブログ記事を新たに投稿した時に「ブログを更新しました」というお知らせ(更新 Ping)を外部に通知するための仕組みです。
Google 等の検索でもサイトを訪問される方はいますが、検索結果に反映されるまでにはタイムラグがあります。この更新通知を使った通知を行うことで、より迅速にあなたのブログの更新が外部に知らされ、他の方の目に触れる機会が増えることでしょう。
更新通知先については、ネットで検索すると一覧を掲載しているブログがありますが、閉鎖されている更新通知サーバが少なくないため、個人的には、Pingoo! などの一括送信サービスを利用し、そのURLを「その他」のテキストエリアに追加すれば、一ヶ所に更新通知を送信するだけで複数の更新通知サーバに配信してくれます。Pingoo に登録されていない他のサーバへ通知したい場合は、さらにそのURLを設定します(下の画面では設定していませんが、設定してください)。
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ちなみに、無闇に更新通知先を追加すると、ブログ記事投稿で更新通知の応答が遅延すると、ブログ記事投稿時間に影響します(応答待ちとなるため)。
5.テンプレートセットを選択する
Movable Type 4.2 では 3種類のダウンロードアーカイブがあります。名称と、選択可能なテンプレートセットは次の通りです。
| 名称 | 選択可能なテンプレートセット |
|---|---|
| Movable Type Pro コミュニティ機能付き | 既定のブログ プロフェッショナルウェブサイト コミュニティブログ コミュニティ掲示板 |
| Movable Type Pro コミュニティ機能なし | 既定のブログ プロフェッショナルウェブサイト |
| Movable Type(MTOS) | 既定のブログ |
それぞれのテンプレートセットの機能は次の通りです。
| テンプレートセット | 機能 |
|---|---|
| 既定のブログ | 通常のブログ |
| プロフェッショナルウェブサイト | 「既定のブログ」のブログ(デザインは異なります)に、ウェブサイト形式のトップページ(これがサイトのトップページになります)・About・お問い合わせのページを組み合わせたもの |
| コミュニティブログ | ウェブサイトの購読者がブログのユーザーとして参加可能になるもの。登録ユーザーはプロフィールの掲載やブログ記事の投稿が可能になります(システム管理者が権限を付与した場合) |
| コミュニティ掲示板 | 掲示板形式のウェブサイト。フォーラムを作り、フォーラムの話題(トピック)内でウェブサイトの購読者がブログのユーザーとして参加可能になるもの(コミュニティブログのように、登録ユーザーがブログ記事を投稿することはできません)。 |
このようにテンプレートセットの選択肢がひろがったのですが、Movable Type Pro(コミュニティ機能付き)では、インストール時のテンプレートセットが「コミュニティブログ」になっているため、通常のブログを開設したいビギナーの方などは、テンプレートセットの機能を分からないまま「コミュニティブログ」を選択してしまう可能性があります。

初めて Movable Type を利用される方は、上記の説明を参考に、インストール時に利用するテンプレートセットを選択すると良いでしょう。

参考までに、バージョン 4.1 までの Movable Type はコミュニティ機能が同梱されていなかったので、ほとんどのブロガーは「既定のブログ」またはバージョン 4.1 で追加された「プロフェッショナルウェブサイト(4.2 以前は「汎用ウェブサイト」という名称)」を利用しています。
なお、インストールしてしまった後でも、テンプレートセットは変更可能です。変更方法は、ブログ管理画面の「デザイン」→「テンプレート」で開いたページの右側にある「ブログのテンプレートを初期化」をクリック。

「新しいテンプレートセットを適用」を選択し、プルダウンメニューで利用したいテンプレートセットを選択し、「次へ」をクリック。

次の画面で「確認」をクリックすればテンプレートセットが切り替わります。以前使っていたテンプレートセットはテンプレート一覧から削除されるので注意してください。

6.インデックステンプレートの再構築を設定する
ブログ記事の投稿やコメント投稿を行うと、メインページやアーカイブインデックスなどのインデックス・テンプレートは、デフォルトの設定では自動的に再構築されるようになっています。
再構築するインデックステンプレートには、ブログ記事やコメント投稿の更新を反映させる必要がない、他のインデックステンプレート(スタイルシートや JavaScript など)も含まれます。
これらのインデックステンプレートは基本的にブログ記事やコメント投稿と連動して再構築する必要はありません(ただし1度は必ず再構築し、物理的なファイルを生成してください)。
これらのインデックステンプレートの自動再構築を無効にすることで Movable Type の再構築にかかるコストを僅かながら削減できます。
スタイルシートの再構築を無効にするには、ブログ管理画面の「デザイン」→「テンプレート」で開いたページの「スタイルシート」をクリックします。

一番下の「テンプレートの設定」をクリック。

「公開」のプルダウンメニューから「手動」を選択します。これで、このテンプレートはブログ記事投稿やコメント投稿では再構築対象ではなくなります。

再構築するには、再構築画面からのインデックステンプレート再構築やテンプレート一覧画面からの「公開」、または該当のテンプレート編集画面での「保存と再構築」のクリックなどで再構築されます。
なお、JavaScript(mt.js)は、ブログ管理画面でコメントの設定を変更すると、それに連動して再構築が必要な場合があるため、運用でのコメントの設定内容が確定してから「手動」に変更してください。
上記の話とは別に、ブログ全体をダイナミックパブリッシングなどに変更する場合は、「公開プロファイルを設定」から設定します。

公開プロファイルの詳細は下記のドキュメントを参照してください。
7.ユーザー登録を設定する
ブログでコメント投稿を有効にしている場合、インストール直後の状態では、ユーザーが中途半端にユーザー登録してしまう可能性があります。
具体的には、コメント設定をインストール直後の状態のまま運用すると、コメント投稿フォームにある「サインイン」をクリックして、表示されたサインイン認証画面の右下に「アカウントがないときはサインアップしてください。」というリンクが表示されます。

ユーザーがこのリンクをクリックすると次のような画面が表示されます。

各項目に適切な内容を入力して「登録する」をクリックすると、登録されたメッセージが表示されます。

この操作を行うと、システム管理画面の「ユーザー」→「一覧」に承認待ちのユーザーが登録されてしまいます(画面では yujiro が追加)。

ユーザー登録の設定は完全に行われていないので、この作業を行っても、登録ユーザーにはメールは送信されません。つまり、お互いに中途半端な状態になってしまう訳です。
ブログに対し、このような意図しないユーザー登録を行いたくない場合、ブログ管理画面の「設定」→「登録/認証」の「ユーザー登録」のチェックを外しておくと良いでしょう。

これでサインイン画面から「アカウントがないときはサインアップしてください。」というリンクが表示されなくなります。

逆に、ユーザー登録を有効にしたい場合は、以下の記事を参考に設定を行ってください(事前にメール機能の設定を行っておくことが条件です)。
8.コメント/トラックバックの受信設定
Movable Type の機能のひとつに、コメント・トラックバックがありますが、Movable Type をインストールした直後は、投稿コメント・受信トラックバックは、ブログの管理者が承認しないと公開されない状態になっています。
その設定は、ブログ管理画面の「設定」→「コメント」の「コメントポリシー」で、「ブログで承認されたコメント投稿者のみ」となっている部分です。

運用開始前にコメント投稿の動作を確認したい場合や、承認せずに公開したいという場合は、一旦「すべて自動的に公開する」を選択すると良いでしょう。

ちなみに、デフォルト状態でコメントを投稿すると、コメント投稿者は承認待ち画面にジャンプします。

承認待ちのコメントは、コメント一覧画面上、黄色いアイコンでマークされます。

保留コメントを公開するには、保留中コメントのチェックボックスをチェックして「公開」をクリックします。メールでコメント投稿があったことを通知する設定にしていれば、メール(に掲載されたURL経由)で承認を行うこともできます。
トラックバックについては、ブログ管理画面の「設定」→「トラックバック」の「トラックバックポリシー」で「事前確認」のチェックを外します。

この設定はどちらでも構いませんが、デフォルトの設定のまま運用するのであれば、「投稿したコメントが表示されない」「送信したトラックバックが表示されない」という原因が、コメント・トラックバックの承認待ちになっていることを認識していることが必要です。
9.認証方式の選択
コメント認証方式は、インストール直後の状態では
- Movable Type(自ブログの登録ユーザーのみ)
- LiveJournal
- Vox
の3種類がコメント投稿の認証方式として選択されていますが、できるだけ多くの認証方式を選択しておいた方が、コメント投稿者の認証方式の選択肢が増えます。個人的には、後述する TypeKey を含め、すべての方式をチェックしておくと良いと思います。

コメント投稿者の幅をひろげたい場合は、上記のように「認証なしコメント」もチェックします。「メールアドレスを要求」のチェックは任意です。認証なしコメントを利用する場合は、画像認証の CAPTCHA を併用すると良いでしょう(利用が可能であれば)。
CAPTCHA の設定は、ブログ管理画面の「設定」→「コメント」の「CAPTCHAプロバイダ」で「Movable Type 既定」を選択し、保存します。なお、CAPTHCAが利用できない場合は、このメニューが選択できない状態になっています。

下記の mixiComment プラグインをインストールすれば、mixi アカウントを利用したサインインも可能になります。
TypeKey はコメント投稿におけるオンライン認証システムです。Movable Type のコメント投稿でこのオンライン認証を有効にして、コメント投稿者をTypeLey 認証者だけに制限すれば、スパムコメントを防ぐことも可能です。
TypeKey を設定するには、「TypeKeyの設定」をクリック。

「TypeKeyのトークンを取得」をクリック。

すでに TypeKey のアカウントをもっていればログイン。もっていなければ、「無料のアカウントを新規に作成」をクリックして、アカウントを作成します。

いずれの場合も次の画面に遷移するので、「return to Movable Type」をクリック。

リターン先は管理画面ではありませんので、その画面は閉じて、3つ前の画面の「TypeKeyのトークン」に文字列が設定されていればOKなので、画面下の「変更を保存」をクリック。

これで TypeKey トークンが有効になりました。設定はまだ続きます。

ブログ管理画面の「設定」→「登録/認証」に戻ると、TypeKey がチェックできる状態になっているので、チェックします。チェックすると「TypeKey経由のコメントにメールアドレスを要求する」が表示されるので適宜チェックして、保存してください。

これでコメント投稿時のサインイン画面に TypeKey が表示されました。

10.コメント投稿後の画面を設定する
インストール直後の状態では、コメント投稿後、コメントを投稿したページに戻る前に、「コメントを投稿しました」というページに遷移します。

この「コメント投稿完了画面」ではなく、即時にコメント投稿ページに戻したい場合は、ブログ管理画面の「設定」→「コメント」の一番下にある、「コメント確認のページ」のチェックを外してください。

他に設定が必要な項目があれば適宜追加します。
Movable Type を始める前に設定しておきたい 10 の項目
Movable Type を初めてご利用になる方のために、「これだけは最初に設定しておきたい」という 10 項目を挙げてみました。1項から8項は設定の流れを考えて順序づけをしました。最後の2項目の優先度は低いですが、「そういう機能もあります」という意味で掲載しています。
「全てが必須」という意味ではありません。不要と思われる項目はスキップしてください。
2008.10.01 「Movable Type 4 を始める前に設定しておきたい 10 の項目」を公開しました。
1.管理画面を「詳細モード」に切り替える
Movable Type の管理画面は「基本モード」と「詳細モード」の2種類があり、デフォルトは「基本モード」になっています。この状態では基本設定とプラグインの一覧しか表示されないため、コメント・トラックバックの受信設定や後に述べるアーカイブページのパス等や拡張子が変更できません。
ということで、管理画面左の「設定」をクリックし、次のページ右上にある、「基本モード」のリンクをクリックして「詳細モード」に切り替えておきましょう。

2.アーカイブ用ディレクトリを作成する
Movable Type では再構築(ページの生成)を実行すると、メインページの他、各アーカイブページ(カテゴリー・アーカイブ/月別アーカイブ/エントリー・アーカイブ等)が生成されます。これらのページはメインページのあるディレクトリ直下に作られます。例えば 2007年1月の月別アーカイブは 2007/01/index.html となります。
月別アーカイブだけなら良いですが、カテゴリー・アーカイブはカテゴリー別にディレクトリが生成されるため、デフォルト状態で再構築すると、メインページのあるディレクトリがアーカイブページ用のディレクトリだらけになります。
ということで、アーカイブ用ディレクトリ archives を作成することをお勧めします。
1項で新しく表示されたメニューより「公開」をクリック

次のページで「アーカイブの設定」のチェックボックスをチェックして、その下に表示された「アーカイブURL」「アーカイブ・パス」を設定。設定内容は、そのすぐ上に表示されている「サイトURL」「サイト・パス」に任意のディレクトリ名(ここでは archives)を末尾に加えます。

設定したらページ一番下にある「変更を保存」をクリック。
3.拡張子を .php にする
Movable Type では、PHP が利用できることを前提としたユーザ独自のカスタマイズ(モジュール化、ページ分割やパンくずリスト等)がいくつかあります。
Movable Type をある程度使いこなし、これらのカスタマイズを利用する段階になってファイルの 拡張子を .html から .php に変更すると、あるページが他のサイトからリンクされている場合、その URL はデッドリンクとなります。また Google 検索結果にも影響があると思われます。
インストールして、使い始めたばかりの状態では PHP は無関係かもしれませんが、いずれ利用する可能性があることを考え、拡張子を php にしておくことをお勧めします。*1
メインページの拡張子を変更する場合は、管理画面左の「テンプレート」をクリック。次のページで「メインページ」のリンクをクリック。

テンプレート編集画面上にある「出力ファイル名」を index.html から index.php に変更し、「保存と再構築」をクリックします。

インデックス・テンプレートにある「アーカイブページ」も同じ要領で変更してください。
アーカイブページの拡張子を変更するには、管理画面左の「設定」をクリックし、次のページ上にあるメニューより「公開」のリンクをクリックし、次のページで「アーカイブの拡張子」を html から php に変更します。

なお、PHP ファイルを実行させるためには、もう少し設定が必要な場合があります。詳細は「Movable Type の PHP化(その1)」を参照願います。
また PHP化した場合は、「HTTP/1.1 の「条件付きGET」を利用して PHP ファイルアクセスによるサーバ負荷を削減する」の設定を併せて行うことを強く推奨します。
4.エントリー・アーカイブのパス・ファイル名を変更する
エントリー・アーカイブは、「パーマリンク」と呼ばれる、個別記事に紐づけられた URL が割り当てられるページです。このエントリー・アーカイブの URL はできる限り永続的である(=URLが変わらない)ことが望ましい訳です。
ところが、デフォルトの状態でエントリーを投稿した場合、ファイルの URL はパーマリンクとするにはあまり相応しいものではありません(関連記事「エントリー・アーカイブファイル名の不具合を解消する」)。
ということで、エントリー・アーカイブのファイル名にはエントリー作成年月日時分(秒)がよく使われています。いわゆる「
タイムスタンプ」をファイル名に利用することで、バックアップからブログを作り直した時も同じ URL を再生することができます。
変更方法は、管理画面左の「設定」をクリックし、次のページ上にある「公開」をクリック。

ページ一番下にある、「アーカイブ・マッピング」の「エントリー」欄の「出力フォーマット」のプルダウンメニューを開いて、一番したの「カスタマイズする」を選択。

出力フォーマット欄が手入力できるようになるので、下記を設定。
%y/%m/%d%h%n%s%x
設定後、「変更を保存」をクリックします。
5.更新Pingを設定する
更新 Ping は、エントリーを新たに投稿した時に「ブログを更新しましたよ」というお知らせを外部に通知するための仕組みです。
Google 等の検索でもサイトを訪問される方はいますが、検索結果に反映されるまでにはタイムラグがあります。この更新 Ping を使った通知を行うことで、より迅速にあなたのブログの更新が外部に知らされ、他の方の目に触れる機会が増えることでしょう。
設定方法は、まず管理画面左の「設定」をクリックし、次のページ上にある「新規投稿」をクリック。

「更新を自動通知する先」のチェックボックスをすべてクリックし、さらにその下のテキストエリアに更新 Ping 送信先の URL(後述) を設定します。URL を複数設定する場合は改行をいれてください。

更新 Ping 送信先については、例えば下記が参考になるでしょう。
その他、Google 検索等で「更新 ping 一覧」で検索すれば色々みつかると思います。
6.スタイルシートの自動再構築を無効にする
インデックス・テンプレート(メインページ等)には、それらの再構築を行った時、同時に他のインデックス・テンプレート、例えば RSS 2.0(index.xml)の再構築をする・しないというオプションがテンプレート毎にあります。つまり、エントリー投稿等で Movable Type が自動的にメインページやエントリー・アーカイブ等を更新した時に「何を自動生成しますか?」という制御ができます。
インデックス・テンプレートについては、デフォルト状態では全て自動生成対象になります。
このインデックス・テンプレートの中には「スタイルシート」もありますが、スタイルシートはインデックス・テンプレートの再構築と連動して再構築される必要はありません。静的な情報しかないためです(ただし1度は必ず再構築し、物理的なファイルを生成してください)。
自動生成を無効にすることで Movable Type の再構築処理を僅かながら減らすことができます。
無効にするには、管理画面左の「テンプレート」をクリックし、次のページにある「スタイルシート」をクリック。

次の編集ページ右上にある「再構築オプション」のチェックをはずし、一番下の「保存」をクリックします。

7.コメント/トラックバックを無条件に受信する
Movable Type の機能のひとつに、コメント・トラックバックがありますが、Movable Type をインストールした直後は、投稿したコメント・受信したトラックバックは、管理者が承認しないと公開されない状態になってしまいます。したがって、とりあえず動作確認したいという場合は、一旦無条件に受信できる設定にするといいでしょう。
ちなみに、デフォルト状態でコメントを投稿すると、承認待ち画面にジャンプします。そして管理者はそのコメントを公開する場合、承認作業が必要になります。またデフォルト状態でテンプレートを入れ替え、コメント投稿すると同様に承認待ち画面にジャンプしますが、テンプレートを一気に入れ替えないと承認待ち画面のスタイルが崩れ、戸惑うおそれがあります。
ということでデフォルト状態では色々面倒なので、個人的には承認機能については後で設定して少しずつ覚えていけば良いと思います。
変更方法は、まず管理画面左の「設定」をクリックし、次のページ上にある「コメント・トラックバック」をクリック。

コメントについては、「投稿を受け付ける条件」で「すべて」を選択(デフォルトでそうなっていると思います)、

また、「即時に公開するコメント」で「すべて」を選択、

トラックバックについては、「トラックバックを受信」をチェック(デフォルトでそうなっていると思います)、そして「事前確認」のチェックを外してください。

すべて設定したら一番下の「変更を保存」をクリックしてください。
8.エントリー投稿画面をカスタマイズする
デフォルトのエントリー投稿(および編集)画面では、タイトルと本文、そして公開する・しないの3種類の設定しかなく、
- カテゴリー
- 概要
- 追記
- タグ
- コメント・トラックバックの受信設定
等の制御ができません。特にカテゴリーやタグはエントリーを公開する時に同時に設定しておきたい項目です。
これらを表示させるには、管理画面左の「新規エントリー」をクリックし、エントリー投稿画面下にある「画面の表示設定を変更」のリンクをクリック

表示されたポップアップ画面で、表示させたい項目を選択・保存します。「カスタム」を選択すると、項目毎に表示・非表示を設定できます。

あと、ポップアップ画面下にある「アクション・バー」は「両方」を選択しておくと、エントリー編集画面のフォームボタンがテキストエリアの上下に表示されて便利です。

9.コメントに TypeKey を利用する
TypeKey はコメント投稿におけるオンライン認証システムです。Movable Type のコメント投稿でこのオンライン認証を有効にして、コメント投稿者をTypeLey 認証者だけに制限すれば、スパムコメントを防ぐことも可能です。
詳細な説明は省略しますが、この機能は早めに設定しておいた方がいいでしょう。
まず、TypeKey アカウント新規作成のページで TypeKey のアカウントを取得します。
その後、管理画面左の「設定」をクリックし、次のページ上にある「コメント・トラックバック」をクリック。

「認証サービスの設定」をクリック。

TypeKeyのログイン画面が表示されるのでログイン(この画面はスキップされるかもしれません)。

次の画面で「return to Movable Type」のリンクをクリック。

元の画面のテキストエリアに認証用トークン(乱数)が入力されていればOKです。

この後、「変更を保存」をクリックし、ページ上に表示された「インデックス・テンプレートの再構築」を必ず行ってください。

10.クリエイティブ・コモンズ ライセンスを設定する
著作権表示をするのもいいですが、他での著作物の利用を明示的に認めたい場合は「クリエイティブ・コモンズ ライセンス」が有効です。
これを設定するとサイドバー下にクリエイティブ・コモンズのバナーが表示され、それをクリックするとサイトの著作物に関する利用条件が表示されます。

設定方法は管理画面左の「設定」をクリックして、次のページ一番下にある「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」の「ライセンスを設定する」のリンクをクリック。

ポップアップウィンドウが表示されるので、利用条件とライセンスの管轄地を選択して、「ライセンスを選ぶ」をクリック。

ライセンスが適用された旨の表示がされるので、一番下の「proceed」をクリック。

元の設定画面に設定されたライセンスが表示されます。

「変更を保存」をクリックするとバナーも表示されます。バナー画像は利用条件によって異なります。
設定した後で利用条件を変更したい・ライセンスを削除したい場合は、管理画面に表示されたバナー下にあるリンクをクリックしてください。

以上です。
その他、「テンプレートをファイルで保存する」というのも候補に挙げてましたが、カスタマイズ前の状態ということで除外しました。
2007.05.23
3項について、設定不足のケースがあるため、「Movable Type の PHP化(その1)」へのリンクを追加しました。
*1:お使いのレンタルサーバ等で PHP が利用できることが前提です。なお運用途中で拡張子を変更する場合はリダイレクトという手があります。
