さくらインターネットのレンタルサーバ仮登録時のアクセス数制限について
さくらインターネットのレンタルサーバ仮登録時のアクセス数制限について情報展開します。
現在、当ブログではさくらインターネットのレンタルサーバ(ビジネスプロ)を使っています。
このプランに移転後、ブログのページにアクセスすると「Internal Server Error」が結構頻発するようになった(phpです)ため、サポートに問い合わせたところ、以下のような回答を頂きました。
~前略~
アクセスが多すぎるため正常に運営できていないようです。
~中略~
本契約を行っていただけましたら許容できるアクセス数も増加いたします
~後略~
エラーの原因はアクセス数らしいのですが、それよりも後半の「許容できるアクセス数も増加」が気になりました。
仮契約と本契約で許容するアクセス数が異なるような文言は登録前に見つけられなかったので、念のため「どこかに記載はありますか?」と確認したところ、特に記載はないそうです。また、そのときに以下のような回答も頂きました。
~前略~
試用期間中は本契約時と比較し、使用できる性能は半分程度となって おります。
~後略~
利用者としては仮登録時にサーバのパフォーマンスを確認したいので、このようなアクセス制限を行っている理由が不明なのですが、事実としては上記に記載されている通りのようです。すべてのプランでそのようなことを行っているかは不明です。
これからさくらインターネットをご利用になる方の参考になれば幸いです。なお、サポートから回答を頂いたあと本契約したので、エラーの動向については引き続き確認したいと思います。
さくらインターネットのプラン変更+独自ドメインによるサーバ移転
さくらインターネットのプラン変更+独自ドメインによるサーバ移転方法を紹介します。
実際に移転したときの旧プランは「マネージドサーバ」、新プランは「ビジネスプロ」プランですが、どのプランでも手順はほぼ同じだと思います。
利用しているブログツールがMovable Typeなので、手順の一部はMovable Typeのものですが、さくらインターネットでのプラン変更によるサーバ移転の情報が少ないようなので、特に独自ドメインの変更方法(1項)は他のブログツールを利用している方も参考になるかもしれません。
1.ドメインの変更
手順的には最後の方ですが、プラン変更によるドメインの移転方法を先に紹介しておきます。
旧サーバ側のコントロールパネルから移転したいドメインの「削除」をクリック。
「送信」をクリック。
これで削除されました。
このあとすぐに新サーバ側のコントロールパネルでドメインを追加しても、下記のようなエラーになります。
10分ほど待てば新サーバ側にドメインを設定できます。
なお、旧サーバ側のドメイン設定を削除してから新サーバのDNSが浸透するまではしばらく次のようなページが表示されます。

サポートページには「ドメインの情報がインターネット上に浸透するまで、数時間~2日程かかります」とありましたが、今回は1時間程度で新サーバにアクセスされました。
とはいえ、新サーバにいつアクセスできるようになるのか分からないので、ドメイン移転の作業は結構不安でした。セキュリティ上の観点から、複数のサーバに同一のドメインを設定できない仕様らしいのですが、プラン変更するケースは少なくないと思われるので、この点について、もし可能であればもう少し改善してもらえるとありがたいです。
以降の手順は実際に移転したときの備忘録です。Movable Typeがベースなので興味がある方はご覧ください。
2.DBデータ
MTのバックアップと復元を使いたかったのですが、復元時にCGIが停止してしまう事象を回避できなかったため、今回はphpMyAdminでSQLデータをエクスポートし、新サーバ側のMySQLにインポートする方法で移転しました。
エクスポートしたSQLデータは200MBほどあり、phpMyAdminのインポートサイズ制限にひっかかってしまうという問題に遭遇したのですが、これについて別エントリーで対処方法を紹介したいと思います。
3.静的ファイルの移転
新サーバ側で再構築すると、ページの内容に変更がないのにタイムスタンプが変わってしまうため、すべてのページをtarコマンドでアーカイブして移転しました。
まず旧サーバにTeraTermを使ってでSSHでログインし、以下のコマンドを実施。
tar -cvzf xxx.tar.gz xxx(xxxはディレクトリ)
これでxxxディレクトリをアーカイブした「xxx.tar.gz」というファイルがtarコマンドを実行したディレクトリに生成されるので、FFFTPでローカルPCにダウンロードし、新サーバにアップロード(FFFTPを2つあげておけば直接コピーすることもできます)。
アップロード後、新サーバにTeraTermを使ってでSSHでログインし、以下のコマンドを実施
tar -xvzf xxx.tar.gz
これでアーカイブが展開され、xxxディレクトリとxxxディレクトリ配下のファイルがすべて復元されます。
ひとつのアーカイブが数百MBになりましたが、さくらインターネットでのFTPによるダウンロード・アップロードは問題なく行えました。
CORESERVER(CORE-C)でもアップロードを試してみましたが、時間帯によっては失敗するようで、日中はNGで真夜中はOKでした。
4.mt-config.cgiの作成と編集
SQLデータをインポートするので、MTのインストール作業を行う必要はないのですが、今回はインストール実施直前までの手順(DBの設定とメールの設定)を行い、新サーバ用のmt-config.cgiを作りました。
旧サーバからmt-config.cgiをコピーして修正するという手もありますが、インストールウィザードで作り、そこに修正を加える方が確実かと思います。
その後、mt-config.cgiをローカルPCにダウンロードして、旧サーバで個別に設定していた環境変数を追加します。
私の場合、インストールディレクトリのpluginsディレクトリと別にプラグインディレクトリを作成しているので、mt-config.cgiにPluginPathを追加しました。
5.プラグインファイルの移転
以下のデータを移転します。
- plugins配下のプラグインファイル
- mt-static/plugins配下のプラグイン用資材
- PluginPathで設定しているディレクトリ配下のプラグインファイル
6.サイトパス・ブログパスの変更
SQLファイルをインポートしたので、旧サーバの情報のままになっている以下の情報を修正します。
- ウェブサイトの設定画面で「ウェブサイトパス」を変更
- ブログの設定画面で「ブログパス」を変更
7.テンプレートの修正
RecommendedEntryプラグインを使っており、テンプレートにサーバのパスを記述している部分があるため、ブログ記事テンプレートの以下の部分のパスを修正(プレビュー時にエラーになったことで発覚しました)。
<mt:UseRecommendedEntry template="recommended" datapath="/home/xxxxx/www/xxxx/recommended" />
8.cronの設定
旧サーバのcronの設定を、新サーバのcronにそのままコピー&ペーストします。
この後、1項に示すドメインの移転を行いました。
9.PHPの設定変更
旧サーバではPHPをモジュール版で動作させていたので、新サーバでもモジュール版で動作するように設定しました。モジュールモードはビジネスプロ以上のプランでしか提供されていませんのであしからず。

この手順はもっと前の方がいいでしょう。理由は、モジュール版のPHPファイルのパーミッションは664等になっており、先にこの設定を行っておかないとPHPファイルにアクセスがエラー(Internal Server Error)になってしまうためです。
実際、Internal Server Errorになったことで新サーバにDNSが浸透したことが分かりました。
10.mt-config.cgiの修正
独自ドメインで新サーバにアクセスできるようになったら、mt-config.cgiのCGIPathとStaticWebPathを独自ドメインでアクセス可能な内容に修正します。
修正前
CGIPath /xxxxx/cgi-bin/xxxxx/
StaticWebPath /xxxxx/cgi-bin/xxxxx/mt-static/
修正後
CGIPath /cgi-bin/xxxxx/
StaticWebPath /cgi-bin/xxxxx/mt-static/
11.パフォーマンスログのパス修正
システム管理画面の「設定」→「全般」で「パフォーマンスログを有効にする」をチェックしている場合は、「ログパス」が旧サーバのパスになっているので修正します。

ということで、2012年3月31日未明にサーバ移転完了しました。午前3時~午後4時頃まで約1時間アクセスできない状態が続き、ご迷惑をおかけ致しました。
2012.04.07
11項を追加しました。
さくらのマネージドサーバ Core 2 Duo ブロガーレビュー
当ブログで現在利用している「さくらのマネージドサーバ Core 2 Duoプラン」のレビューが、AMNの特設サイトに掲載されました。
さくらのマネージドサーバ Core 2 Duo ブロガーレビュー
レビューを掲載されているのは、私を含め、以下の方々です。
- CREAMU・川下さん
- Geekなぺーじ・あきみちさん
- [Z]ZAPAブロ~グ2.0・ZAPAさん
- muneto.murakami.biz Weblogさん
- Tanakamp的ヒトコト。さん
- 自転車散策さん
- [mu]ムジログさん
- 小粋空間
ということで、「さくらのマネージドサーバ Core 2 Duoプラン」を使ってみたいという方は是非ご覧ください。
ロリポップにcron機能追加
レンタルサーバのロリポップにcron機能が追加されたようです。
これで、Movable Typeのtoolsディレクトリに同梱されているrun-periodic-tasksを利用したスケジュールタスクの起動が行えるのではないでしょうか。
余談ですが、cronが使えなくても、藤本さんの「ほぼ指定日投稿」プラグインや、ログフィードをフィードリーダーに登録すれば、スケジュールタスクは起動できます。
ログフィードとは、システム管理画面の「ツール」→「ログ」の右側にある「ログフィード」を指します。
XREA に Movable Type をインストールする(自動広告挿入対処まとめ)
「小粋空間」とは別に、以前から運用しているサイト(ブログ)がひとつあります。そのサイトは独自ドメイン+DDNSで自宅サーバで運用しているのですが、PCを1日中稼動させないといけないため電気代がバカになりません。
それよりもうんざりなのが部屋の温度。夏はまだ遠いというのにもう暑くなってきています。これでエアコンを入れたりするのは地球環境上良い訳がなく、いい加減レンタルサーバに移転することにしました。
1.XREA について
今回選んだレンタルサーバは「XREA(XREA+)」です。「エクスリア(エクスリアプラス)」と読みます。XREA は無料サーバ(広告あり)。XREA+は有料で広告なしです。XREA から XREA+ への移行も可能です。
XREA+ の料金は200?400円/月(契約期間によって変動)、ディスク容量2GBで、現在当サイトで利用しているさくらのレンタルサーバ(スタンダード:月500円、1GB)と比較してもかなりお得です。また、PHP をモジュール版として動作させることができる数少ないレンタルサーバです。モジュール版についての詳細は下記の記事をご覧ください。
2.XREA とバリュードメイン
さて、サーバをレンタルしようと登録ページに進み、下の方を見ると「VALUE-DOMAINでドメインを取得された方云々...」という文言が目に入りました。
実は、取得しているドメインは「バリュードメイン(VALUE DOMAIN)」 を利用してまして、XREA もバリュードメインも同じ「株式会社デジロック」が運営していることにその時気がつきました。
そういう訳で、VALUE DOMAIN を利用されている方であれば、その文言のリンクからバリュードメインのページにジャンプして、そこから登録することができます。
また現在、一般向けの無料レンタルサーバは募集していないようですが(下)、
申し訳ございません。 現在、一般向け無料サーバーの募集は行っておりません。 次期募集をお待ち下さい。
VALUE DOMAIN でドメインを取得していれば無料サーバーを利用することができます。
3.XREA で Movable Type インストールエラー
とりあえずお試しで、無料の XREA サーバを取得し、Movable Type 3.35-ja のファイルをアップロード。Wizard を利用したインストールでログイン名・パスワード設定画面までは順調に進んだのですが、そこから先に進もうとするとエラーに遭遇。
IE ではDNSエラー、Firefox では「included というプロトコルはどのプログラムにも関連づけられておらず、Firefox でこのアドレスを開く方法が分かりません。」という上のダイアログが表示されました。
4.対処方法
調べてみると、XREA の自動広告挿入が影響しているようで、CGI が正常に動作しないことが判明。http://? を included://? という URL に変換しているのが原因らしいです。
そういう訳でヒットした対処方法を挙げておきます。対処についてはレンタルサーバーの利用規約に反しないよう、ご自身の責任で行ってください。また全ての対処を試した訳ではありませんのであしからず。
4.1 ディレクトリ「x」に Movable Type をインストールする
これが XREA 特有の規定らしく、ディレクトリ「x」の下にあるデータは広告が挿入されません。
したがって、public_html の直下に手動で x というディレクトリを作成し、その配下に Movable Type をアップロードして実行させるといいようです。
4.2 CGI の拡張子を .xcg にする
これも XREA 特有の規定です。CGI ファイルの拡張子を全て .xcg にすることで x ディレクトリに配置しなくても正常に動作するようになるようです。
4.3 .htaccess に LayoutIgnoreURI を設定する
.htaceess を作成し、その中に下記の1行
LayoutIgnoreURI *.cgi
を記述して、サーバ(public_html 直下)にアップロードしておけば、CGI 実行で広告が表示されなくなるようです。
4.4 CGI.pm を書き換える
extlib/CGI.pm を任意のエディタで開き、下記の赤色を削除し、青色を追加(3.35-ja では 1232行目辺り)。
# Maybe future compatibility. Maybe not.
my $protocol = $ENV{SERVER_PROTOCOL} || 'HTTP/1.0';
my $protocol = $ENV{'SERVER_PROTOCOL'};
$protocol = 'HTTP/1.0' if (! $protocol || $protocol eq 'INCLUDED');

