TopMovable Typeプログラム > 2011年7月
2011年7月 2日

Movable Typeオブジェクトのcache_propertyについて

July 2,2011 2:55 AM
Tag:[, ]
Permalink

Movable Typeオブジェクトのcache_propertyメソッドについて紹介します。

1.概要

cache_propertyはMT::Objectに定義されているメソッドで、実行結果やデータのキャッシュを行いたい場合に利用します。キャッシュは1回のリクエスト内でのみ有効です。用途としては次の2パターンがあるようです。

  1. データベースへのアクセスを減らしたい
  2. データをリクエスト内で持ちまわりたい

2.cache_propertyへの設定

1つめの利用方法では次のように設定します。1つめのパラメータがキー、2つめのパラメータにはコードリファレンスを設定します。実行結果がキャッシュされていればキャッシュを返却し、そうでない場合はコードを実行しないという機能をもっています。

$obj->cache_property( $key, $code );

MT::Comment::parentでは次のように使われています。

sub parent {
    my $comment = shift;
    $comment->cache_property(
        'parent',
        sub {
            if ( $comment->parent_id ) {
                return MT::Comment->load( $comment->parent_id );
            }
        }
    );
}

2つめの利用方法では次のように設定します。例はMT::CMS::Entry::saveで、カテゴリデータを$objに保存する場合です。

$obj->cache_property( 'category', undef, $cat );

3.cache_propertyからの取得

取得は、いずれの場合もキーを設定します。

$obj->cache_property( $key );

前述のカテゴリデータの取得は次のように行います。

my $cat = $obj->cache_property( 'category' );

4.キャッシュのクリア

キャッシュをすべてクリアしたい場合は、clear_cacheを実行します。

$obj->clear_cache();

5.注意事項

コードを実行するパターンでは試していませんが、データの保存時にcache_propertyが使えるのは、プライマリキーが存在する場合のみのようです。言い換えると、データベース保存前の$objには一意のIDが付与されていないので、その状態でcache_propertyを実行するとエラーになるようです。

以上です。こういう記事を書いたときは何かの伏線と思われることが多いのですが、そのとおりです(笑)。

Comments [0] | Trackbacks [0]
Now loading...
Recent Entries
ギターに入った猫
掲載広告募集
Styles
Font Size
Default
For defective color vision
Gray Scale
RGB Color
Search this site

このブログをメールで購読する by:FeedBurner

AMN
Categories
Monthly Archives
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
BlogPeople
Syndicate this site
FeedBurner(RSS1.0/RSS2.0/Atom)
Counter
これまでのアクセス
Powered by
Movable Type 6.0.3