Windowsでファイルやフォルダの一覧を出力する方法

Windowsでファイルやフォルダの一覧を出力する方法

Posted at May 27,2014 1:55 AM
Tag:[Windows]

Windowsでファイルやフォルダの一覧を出力する方法を紹介します。

説明に利用するフォルダのサンプルとして、C:\xampp\apacheを使います。

フォルダのサンプル

1.問題点

C:\xampp\apacheフォルダに属するファイル名およびフォルダ名の一覧をテキストファイルに出力しようと思います。

思いつく方法としては、MS-DOSプロンプトを起動し、dirコマンドでファイルおよびフォルダの一覧を表示させたあと、「範囲指定」で出力内容をマウスでコピーするやりかたです。

dirコマンドでフォルダの一覧を出力し、「範囲指定」を選択
dirコマンドでフォルダの一覧を出力し、「範囲指定」を選択

出力内容をマウスでコピー
出力内容をマウスでコピー

これをテキストエディタにペーストして編集し、ファイルで保存すれば目的を達成できます。

テキストエディタ

が、見てお分かりのとおり、出力内容にはタイムスタンプやファイルサイズなどが含まれており、効率がよくありません。

また、この方法ではファイルとフォルダが混在していて、ファイルだけの一覧やフォルダだけの一覧を作るときも面倒です。

2.ファイル名やフォルダ名だけを出力する

ファイル名やフォルダ名だけを出力するには、dirコマンドに「/b」オプションを付与します。

C:\xampp\apache>dir /b

これでコマンドプロンプト画面にはファイルおよびフォルダ名のみが出力されます。

コマンドプロンプト画面にファイルおよびフォルダ名を出力
ファイルおよびフォルダ名を出力

3.ファイル名の一覧を出力する

前項の方法ではファイルとフォルダが混在しています。

ファイル名の一覧を出力するには、さらに「/a-d」オプションを付与します。

C:\xampp\apache>dir /b /a-d

コマンドプロンプト画面にファイル名のみを出力
ファイル名のみを出力

「a」はアーカイブ、「d」はディレクトリで、「-d」はディレクトリを除くことを意味します。

4.フォルダ名の一覧を出力する

フォルダ名の一覧を出力するには、「/ad」オプションを付与します。

C:\xampp\apache>dir /b /ad

コマンドプロンプト画面にフォルダ名のみを出力
フォルダ名のみを出力

前項と同様、「a」はアーカイブ、「d」はディレクトリで、フォルダのみを出力することを意味します。

5.一覧をファイルに出力する

出力内容をテキストファイルに出力するには、冒頭のように範囲指定でコピーしてもよいですが、リダイレクトを使えばそのままファイルに出力することができます。

C:\xampp\apache>dir /b > C:\dir.txt
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