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Excelで「入力した数式は正しくありません」というエラーが表示されたときの対処

Excelで「入力した数式は正しくありません」というエラーが表示されたときの対処方法について紹介します。

このエントリーはExcelビギナーの方向けの内容です。

１．問題点

サーバのファイル情報をls -lコマンドで取得し、その内容をマウスコピーしてExcelのセルに貼り付けました。

この内容を編集しようと思い、セルをダブルクリックして編集モードに切り変え、内容を編集。

編集モード終了しようとリターンキーを押下したところ、「入力した数式は正しくありません」というエラーが発生しました。

（クリックで拡大）

「OK」や「ヘルプ」をクリックしても編集モードから脱出することができません。

２．原因

セルの先頭に「-（マイナス）」などがあるデータをセルコピーしたあと、編集モードにすると、そこから脱出できません。

３．対処方法

ダイアログの「OK」をクリック。

編集モードにして該当のセルの内容を一旦削除します。

これでリターンキー押下で「編集モード」を終了できます（カーソルは直下のセルに移動）。

Ctrl+zまたは「元に戻す」を選択すれば削除したセルが元通りになります。

４．編集する方法（その1）

３項の方法で脱出はできますが、いつまで経っても編集することができません。

エラーが発生するセルを編集できるようにするには、編集モードにしたあと、文字列の先頭にシングルクォーテーションを挿入します。

これでエラーを発生させずに編集できるようになります。

５．編集する方法（その2）

編集したいセルを選択して「セルの書式設定」をクリック。

「表示形式」タブをクリックして「文字列」を選択して「OK」をクリック。これでエラーを発生させずに編集できるようになります。