ReTweet プラグイン
Movalbe Type のブログ記事に Twitter の Retweet 用のリンクを表示する「ReTweet プラグイン」を紹介します。例えば「Movable Type 4.31 リリース」の記事にある Retweet 用のリンクをクリックすれば、次のような画面に移動します。
ここでは、プラグイン配布元の「BSDあれこれ」さんの記事を参考に、以下カスタマイズ方法を紹介します。
1.プラグインのダウンロード
下記のページの後方にある「ReTweetMaker 0.2 (WWW::Shorten::Bitlyなし)」のすぐ下にあるリンクからプラグインアーカイブをダウンロードし、任意のフォルダに保存してください。
2.プラグインのインストール
プラグインアーカイブを解凍し、それぞれのファイルを次のようにアップロードしてください。
- retweetmaker.cgi をアプリケーションディレクトリにアップロードし、ファイルのパーミッションに実行権を付与
- lib フォルダ配下の ReTweetMaker.pm だけをアプリケーションディレクトリの lib にアップロード
- plugins フォルダ配下の ReTweet フォルダを丸ごと plugins ディレクトリにアップロード
ブログ管理画面より「システム」→「プラグイン」でプラグイン一覧を表示し、次のように表示されればOKです。
3.プラグインの設定
ブログ管理画面(システム管理画面ではありません)の「ツール」→「プラグイン」でプラグイン一覧画面を表示し、「Retweet」→「設定」をクリックして、プラグインの設定を行ないます。
設定項目の意味はそれぞれ次の通りです。
- Your Twitter name
- Twitter のユーザー名
- Your bit.ly name
- bit.ly のユーザー名(アカウントを持っていない場合はbit.lyの右上にある Sign Up をクリックして、次の画面(下)でアカウントを作成してください)
- Your bit.ly API
- bit.ly の API Key を設定します(API Key は bit.ly にサインイン後、画面右上の account をクリックした次の画面(下)に表示されます)
参考:bit.lyサインアップ画面
参考:bit.ly API Key
4.動作確認
ここまでの設定で、プラグインが正常に動作する(=記事冒頭の画面に遷移する)ことを確認します(必須の作業ではありません)。
Twitter にログイン後、アプリケーションディレクトリにアップロードした retweetmaker.cgi に、任意のブログ記事番号(公開されているもの)を付与した URL でアクセスします。
http://<アプリケーションディレクトリURL>/retweetmaker.cgi/<ブログ記事ID>
- 当サイトの例:
- http://www.koikikukan.com/cgi-bin/koikikukan/retweetmaker.cgi/2822
アクセスした後、Twitter の力フォームに、
RT @<Twitterのユーザー名> "<ブログ記事タイトル>" <bit.lyのURL>
が表示されればOKです。
私の場合は、最初の設定で「bit.ly のURL」が表示されなかったので、API Key を一度Reset したら正常に表示されるようになりました。
5.テンプレートの修正
ブログ記事ページに Retweet 用リンクを表示するため、テンプレートの修正を行ないます。
「既定のブログ」であれば、ブログ記事管理画面の「デザイン」→「テンプレート」をクリックし、アーカイブテンプレートの「ブログ記事」をクリックし、青色の部分を追加します。
...前略...
<span class="separator">|</span> <a href="<$mt:EntryPermalink$>#trackbacks"><$mt:EntryTrackbackCount singular="トラックバック(1)" plural="トラックバック(#)" none="トラックバック(0)"$></a>
</mt:IfPingsActive>
| <a href="<mt:CGIPath />retweetmaker.cgi/<mt:EntryID />" target="_blank" title="この記事をretweetする">ReTweet This!</a>
</div>
</div>
...後略...
これで次のように表示されます。
あとはブログ記事を再構築すれば完成です。メインページやアーカイブページに表示する場合も同じテンプレートタグで大丈夫です。
Twitter を Google トレンドで見る
ネットで大盛り上がりの Twitter について、Google トレンドでどのくらい検索数の推移があったのか、調べてみました。
本題に入る前の宣伝で恐縮ですが、私もつぶやいてますのでフォローお待ちしています。
1.全世界のTwitter
まずは全世界です。掲載しているグラフはクリックしたら拡大し、もう一度クリックすると元に戻ります。拡大した画像はドラッグすることもできます(以下同様)。
Twitter が始まったのは2006年7月ですが、2007年3月、米国で開催されたイベントSouth by Southwest(SXSW)でのブログ関連の賞の受賞をきっかけに注目されるようになり、2007年の前半から検索が上昇し始めているのが分かります。
そして、今年初めからのユーザーの増加(米国発のマイクロブログサービス「Twitter」の利用者が日本でも順調に増加)とともに、2009年前半から急上昇しているのが分かります。
旗が立っているところのニュースは次のようになっています。
全世界で調べて国内のニュースしか表示されないのは設定不足でしょうか(http://www.google.com/trends で調べても同じ結果でしたが、「その他のニュース記事」をクリックすると海外のニュースも表示されました)。
2.国内のTwitter
次は日本です。
全世界とほぼ同じカーブを描いてますが、2007年の第2四半期に検索数がググッと上がるも、一旦落ち着いてしまったのが分かります。また、この初期のヒットに乗じて Twitter 関連書籍が何冊か出版されました。
また、グラフの推移が全世界より1~2ヶ月ほど遅れていることも分かります。
3.地域別のTwitter
地域別も調べてみました。
東京は日本の検索数を反映しているといっても過言ではないでしょう。
大阪も東京に近い推移を示していますが、検索の有無の時期がはっきりと分かれています。大阪人気質なんでしょうか(冗談です)。
以下、グラフが生成できた都道府県をずらっと並べました。検索ボリュームが不足しているためか、多くの地域では東京のような2007年からの検索数は出ておらず、ここ最近の流行でようやく上昇してきているのが如実に分かります。
個人的には千葉県だけ大都市と肩を並べて2007年に突出しているのが特筆すべき点と思います。
4.Twitter関連書籍
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