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Excelで空のワークシートを表示せずに起動する方法

Excelで空のワークシートを表示せずに起動する方法を紹介します。

１．問題点

スタートメニューからExcelを起動したとき、必ず空のワークシート「Book1」が作られるようになっています（下）。

この空のワークシート「Book1」を作らず、下記のような状態で起動させたいのですが、方法が分かりません。

２．ショートカットの作成

空のワークシートを表示せずに起動するには、専用のショートカットを作成します。

まずExcel実行ファイル（C:\Program Files\Microsoft Office\OfficeXX\EXCEL.EXE）を右クリックして「ショートカットの作成」を選択。

（クリックで拡大）

次に作成したショートカットを右クリックして「プロパティ」を選択

（クリックで拡大）

「リンク先」の末尾に「/e」を設定して「OK」をクリック（注：直前に必ず半角スペースをいれてください）。

作成したショートカットをクリックすれば空のワークシートを表示せずに起動できるようになります。

ショートカットはデスクトップに移動しておくと便利ですが、スタートメニューから起動させたい場合は次項の手順を実施してください。

３．作成したショートカットをスタートメニューに追加

作成したショートカットを

C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Microsoft Office

に移動します。

（クリックで拡大）

移動したショートカットを任意の名称に変更。ここでは「Microsoft Excel 2010（空）」とします。

これでスタートメニューに表示されます。

４．スタートメニューを直接書き換えればいいのでは？

スタートメニューにある「Microsoft Excel 2010」というショートカットを直接書き換えればいいのでは？と思われる方もいらっしゃると思いますが、このショートカットのプロパティを開くと、次のように「リンク先」が選択できない状態になっています。