総武線各駅停車で異臭騒ぎ
先程乗車していた総武線各駅停車千葉行が、小岩駅に到着したところで、
「先程『異臭がする』という通報を受けましたので、この列車は回送になります」
というアナウンスをしながら乗務員さんが車内を回ってきて、乗っていた電車を強制的に降ろされました。このような事件めいたケースに出くわしたのは初めてです。
というか、実は異臭騒ぎの一部始終を間近で目撃していました。
電車を降ろされた小岩駅から数駅手前、私が乗っていた車両で突然、数名の乗客が「ゴホッゴホッ」とひどいせきを始め、列車を突然降りるか、他の車両に移る・座っていた席から遠ざかるという事態が発生しました。
せきが出た人は、扉と扉の間の、あるブロックの席に座っていた人達。そしてあっと言う間にそのブロックの席だけ誰もいなくなったのです。
私はそのひとつ隣のブロックの席に座っていたためか、幸いにも異臭は全く感じず、「横で何が起きたのだろう?」と思いながら、せきをしながら立ち去る人たちを目で追っていました。ただ、私が座っていたブロックの人も何人か席を立ったので、私が座っていた席だけたまたま異臭が流れてこなかったのかもしれません(私は扉の真横の席に座っていて、扉と席の間には仕切りがあり、それで救われたかも)。
異臭の原因ですが、ふと誰もいなくなった席の方に目をやると、一人だけ平然と座っている浮浪者っぽいおじさんがおりまして、どうもその人が異臭を放っていたのではないかと推測します。その後何駅か進んだ後、おじさんはいつの間にかいなくなっており、空いた席には後から乗ってきたお客さんが何事もなかったかのように座っていたからです。
乗務員さんがアナウンスに来たのはそれからまた少し後。私が乗っていた車両の誰かが通報したのか、あるいはおじさんが別の車両に移動して、その車両の誰かが通報したのかは定かではありません。
満員とか大声で騒いでいるのは我慢できますが、異臭は耐えられませんね。