カスタムフィールドによるアップロード画像をサムネイルで表示するプラグイン 0.02
先日公開した「カスタムフィールドによるアップロード画像をサムネイルで表示するプラグイン」をパワーアップして、アップロード時にアイテムのオプション画面をハンドリングするようにしてみました。
これで、カスタムフィールド用のテンプレートタグを使った画像表示でも、サムネイル画像を自動的に生成してブログ記事に表示することができます。
2008.09.17 Movable Type 4.2 対応のバージョンを公開しました。
1.プラグインのダウンロード
下記のリンクをクリックしてプラグインをダウンロードします。
- 2008.02.17 v0.03:script error になるバグを改修しました。
プラグイン開発やサポート等にご支援・ご賛同くださる方からの寄付をお待ち申し上げます。
上記の「寄付」のリンクをクリックすると Paypal によるお支払いページにジャンプします。
2.プラグインのアップロード
ダウンロードした VisibleCustomFieldImage.zip を解凍して、中にある VisibleCustomFieldImage.pl を plugins ディレクトリにアップロードします。「VisibleCustomFieldImage.pl」が表示されればOKです。
3.使い方
予め作成している、画像用カスタムフィールドの「imageを選択」をクリック。
「新しい画像をアップロード」をクリック(またはアップロード済の画像を選択して「次へ」をクリック)。
新しい画像をアップロードする場合は「参照」をクリック。
アップロードしたい画像選択後、「アップロード」をクリック。
オプション画面が表示されます(これが今回の追加部分)。
機能はファイルアップロードのオプション画面と同じですが一応掲載しておきます。
- ブログ記事に画像を表示:チェックすればカスタムフィールドに画像を表示します。
- サムネイルを利用:サムネイルを自動生成します(Image::magickがインストールされていないと表示されません)
- ポップアップウィンドウで元の大きさの画像にリンクします。:カスタムフィールドで表示したテキストリンクまたは画像リンクをクリックすると、ポップアップウィンドウで元画像を表示します。
- 位置: カスタムフィールドで表示した画像の位置を指定します。
「完了」をクリックすると、サムネイル画像が管理画面に表示されます。なお、オプションの組み合わせによっては画像の代わりに「表示」というテキストリンクになる場合もあります。
ブログ記事を投稿すると、予めテンプレートに設定していたカスタムフィールドのテンプレートタグ部分にサムネイル画像が表示されます。
アイテムの一覧を表示すると、サムネイル画像やポップアップがすべて管理対象になっています。
5.ライセンス
MTOSにはカスタムフィールドはありませんが、先のことを考えてデュアルライセンスにしておきます。
5.1 MT4.1個人ライセンス/MT4.1商用ライセンスと組み合わせる場合
- 無料で利用できます。
- 改変・再配布は自由ですが、改変して再配布する場合、原作者のクレジットを必ず残してください。
5.2 MTOSと組み合わせる場合
- 無料で利用できます。
- GPLv2に従います。
2008.02.17
0.03 にバージョンアップしました。
他人の Movable Type 4 へのコメント投稿で Movable Type 認証を利用する方法
Movable Type 4 のコメント投稿では複数の認証方式が用意されています。その中のひとつに「Movable Type 認証」という方式があります(下)。
これは、その Movable Type にユーザーとして登録されている人が利用するための認証で、他の、全く別にインストールした Movable Type のアカウントで認証できるものではありません。したがって、Movable Type 認証には「認証しようとするユーザーが、その Movable Type にユーザー登録されている」という制限があります。
ただし、厳密には MT の設定方法によって、外部の人間に対し「コメント投稿者」という権限を与えることができるため、「Movable Type」の認証によるコメント投稿が可能になります。以前、「Movable Type の認証では(他の方のブログの)コメント投稿はできません」と、誤解を招く発言をしたことがあるかもしれませんが、その点についてはお詫び申し上げます。
以下、その設定方法および、Movable Type の認証によるコメント投稿方法を紹介します。
1.(コメント投稿対象ブログの)管理画面の設定
システムメニューの「設定」→「全般」画面で、「システムのメールアドレス」を設定し「変更を保存」をクリック。このフィールドを設定しないと、後に説明する「メール通知」が行われません。
システムメニューの「設定」→「ユーザー」画面で、「コメント投稿者がMovable Typeに登録することを許可する」にチェックをして「変更を保存」をクリック。
ブログ別管理画面の「設定」→「ブログの設定」→「登録/認証」で「ユーザー登録」をチェック。
2.コメント投稿側の設定
コメント投稿の認証画面より「Movable Type」を選択して「サインアップ」をクリック。ブログ管理者の設定によっては「Movable Type」が選択できない場合もあります。
必要事項を記入して「登録する」をクリック。
「ご登録ありがとうございます。」という画面が表示され、表示されている(コメント投稿者の)メールアドレスにアカウント登録の確認メールが送信されます。
下のようなメールが届いていたら、表示されている URL にアクセスします。もしメールが届いてないようであればメールアドレス誤りか、MT の設定(本エントリーの一番最初の手順)が完全に行われていない可能性があります。
メールに表示されたURL にアクセスし、次の画面が表示されれば、他人の MT にコメント投稿者として登録されます。
3.Movable Type 管理画面でのコメント投稿者の扱い
登録した「hoge」さんの MT での権限は「コメント登録者」として表示されます。
「コメント登録者として権限を与えると、ブログ管理画面にログインされてしまうのでは?」と思われるかもしれませんが、登録したアカウントで他人の MT にログインしても、次のようなアカウント変更画面しか表示されません。
また、登録が完了していないユーザは、下のように「保留」状態になります。このフィールドは、ブログ管理画面からのユーザー登録では「有効・無効」しか選択できませんので、外部から登録する際の特殊なケースです。
ブログ記事の入力フィールドに初期値を設定する「DefaultValueSetterプラグイン」
Movable Type 4.x/5.xで、ブログ記事の入力フィールドに初期値を設定する「DefaultValueSetterプラグイン」を公開します。このプラグインを利用すれば、ブログ記事の新規作成時に、
- タイトル
- 本文
- 追記
- タグ
- 概要
- キーワード
の各フィールドに任意の文字列を初期値として表示することができます。
これは「『タグ』や『キーワード』等にいつも同じ内容を設定するのですが、特定の文字列を予め設定しておくことはできないでしょうか」という質問を頂いたのが作成の発端です。
1.プラグインのダウンロード
下記のリンクをクリックしてプラグインをダウンロードしてください。
更新履歴
2008.01.10 初版
2009.12.16 v0.10 MT5.0対応
2011.05.31 v0.20 MT5.1対応/hetemlで正常に動作しない不具合を修正
2014.06.12 MT5.2/MT6で動作確認済
- DefaultValueSetter_0_20.zip(MT5.x用)
- DefaultValueSetter.zip(MT4用)
2.プラグインのアップロード
ダウンロードしたプラグインを解凍し、中にある、DefaultValueSetter フォルダを plugins ディレクトリに丸ごとアップロードしてください。
ブログ管理メニューの「設定」→「プラグイン」で「DefaultValueSetter~」が表示されればインストール完了です。
3.プラグインの設定
ブログ別にブログ記事用の初期値を設定します。ブログ管理画面の「設定」→「プラグイン」で「DefaultValueSetter~」をクリックし、さらに「設定」をクリックすると次のような設定画面が表示されます。
このような感じで設定し、一番下の「変更を保存」をクリック。
ブログの新規作成画面に設定した内容が反映されます。
4.価格
有償ライセンスと組み合わせる場合、1000円/1サーバ(税抜き)となります。プラグインの動作確認完了後、下記のリンクからお支払いください。
MTOS/個人無償ライセンスと組み合わせる場合、無料で利用できます。なお、プラグイン開発やサポート等にご支援・ご賛同くださる方からの寄付をお待ち申し上げます。下記の「寄付」のリンクをクリックすると Paypal によるお支払いページにジャンプします。