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2006年9月23日

ウェブ2.0は夢か現実か?

September 23,2006 12:25 AM
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発売されて1ヶ月ほど経ちましたが「グーグル Google」の著者・佐々木俊尚氏がHotwired JapanITジャーナルで1年半の連載をまとめた「ウェブ2.0は夢か現実か?」の紹介です。

ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力
佐々木 俊尚

宝島社 2006-08
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インターネットの普及、そしてウェブ2.0の出現で世の中の色々なところで変化が起きている、そういうことが実感できる一冊です。ライブドア事件・カカクコム・Winny等についても専門的・中立的な立場で言及されており、改めて事件を振り返り、物事の本質を見極めるための一助となるでしょう。

以下、印象に残った文や感想等(見出しは主に目次より引用)。

最も素晴らしいセキュリティは何もしないこと?
コスト優先のサイバーノーガード戦法
ブログの信頼度は計れるか
日本でのニッチな検索マーケットを目指すマーズフラッグアスクジーブスgooラボ
グーグルニュースをめぐる水面下の戦い
ダブルスタンダードな新聞社。
いま起きつつあるネットとテレビの融合モデル
シームレス(地上波・衛星・ブロードバンド等を意識せず)に様々な番組を見ることができる Tivo と iPod へのビデオ機能の実装。
日本の新聞がなぜウェブ2.0に打ち倒されるのか
販売収入への依存度が高い日本の新聞業界(全米では広告収入が高い)→広告モデルへの移行が困難
「プッシュ」が復活してきた
RSSによって情報の流れが変わってきて、情報収集術にも変化が。「サイト更新を頻繁に行わないとアクセスが減少する」というのが一般的な考え方ですが、RSSリーダーに購読サイトを登録しておけば、更新周期が不定であってもある程度のアクセスは獲得できるようになる気がしてきました(未読RSS恐怖症という現象もあるようですが)。
TVとインターネットの融合
いわゆる「融合」が遠い先の話としても、少なからずネット側への「連携」は緩やかに進んでいる気がします。放映中のURL表示は当たり前になり、最近のCMでは検索文字列とフォームを表示してインターネットへのアクセスを促しています。
情報システム部門のブラックホール
すべての企業がIT化を推し進める必要はない(TCO/ROI)
IT文化の中にどっぷりと浸ることによる知識欲の満足と、現実からの離脱という現象

佐々木俊尚氏は現在、CNET Japanジャーナリストの視点というブログを運営されています。
非常に興味深く読ませて頂きましたので、このシリーズの次回作を期待しています。

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