Movable Type 4 新しいWebサイトの黄金則-MTで実現するCMSサイト構築のすべて-
Movable Type 4.1 による CMS サイト構築方法が解説された書籍です。
![]() | Movable Type 4 新しいWebサイトの黄金則-MTで実現するCMSサイト構築のすべて- 仲座 恵美 宮永 邦彦 芝 陽一郎 ソフトバンククリエイティブ 2008-04-05 売り上げランキング : 6376 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
全5章からなり、1章は基礎知識とインストール、2章は基本機能・テンプレートタグ・CSSの解説。3章から5章がこの本のメインで、コーポレートサイト・ポータルサイト・カタログサイトの3つのサイトを中心に、全体の構成から各ページの作成手順がきめ細かく解説されています。
カタログサイトの商品情報表示には、カスタムフィールドをふんだんに利用しています。ちなみに当ブログのVisibleCustomFieldImageプラグインも紹介くださっていました。ありがとうございます。
手短な紹介で恐縮ですが、CMSサイトを構築するための良書です。
B型自分の説明書・A型自分の説明書
最近、巷で流行っているらしく、読みました。
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タイトルにある「説明書」からお分かりの通り、基本操作・外部接続・色々な設定・プログラム...と、
説明書っぽい構成になっています(章立てと内容はそれほど関係ありません)。各項目にはチェックマークがついていて、チェックすることで「自分説明書」が完成するというものです。
それより、著者のJamais Jamais さんが何者かという方が気になるのですが...。
WebクリエイティブのためのCMSテンプレートデザイン
面白そうなので「WebクリエイティブのためのCMSテンプレートデザイン」を購入してみました。
![]() | WebクリエイティブのためのCMSテンプレートデザイン (Web Designing BOOKS) エ・ビスコム・テック・ラボ 毎日コミュニケーションズ 2007-09-15 売り上げランキング : 109448 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
この本の特徴は、最終的にCMS(Movable Type 4/3.3 および WordPress 2.2 対応)を使ってテンプレートを作り上げるのですが、その過程が他書と全く異なっています。
まず最初に CMS を一切使わず、サンプルとなるサイトを手作業でがりがりと作ります。そして、そのソースコードを元に、情報をテンプレートタグに置き換えていく、という作業を行うのです。
また、テンプレート化の前に、用意したコンテンツ(テキストや画像)はそれぞれのCMSのブログ記事やアイテムとして投稿またはアップロードしておきます。これでテンプレートから出力されるソースコードが、最初に作成したものと全く同じものが出力される、という仕組みです。
普段目にしている書籍は、「このテンプレートタグを書くと、こういう出力になります」という順で書かれているのですが、この書籍は「こういう出力をテンプレートタグに直すとこう書きます」と、すべて逆に書かれているので、フィルムを逆回しで再生しているような感覚です。
書籍は、
- ニュース・お知らせページを作成する
- 写真・イラストギャラリーを作成する
- 1行ニュースを作成する
- カタログサイトを作成する
- 英語に対応したサイトを作る
の4つに分かれています。フルカラーなので非常に読みやすいです。
CMSビギナーの方がこの書籍で作れば、完成イメージが最初にあるので、CMSからどのように出力されるか、テンプレートタグで何ができるか、という仕組みを理解しやすいのではないでしょうか。
また、CMSに慣れた方にとっては、「こういうサイトにしたい」という要望をテキストで受けたときに、それをどのようにテンプレートやテンプレートタグに置き換えれば良いかという、ノウハウ集としても使えるかもしれません。
「Movable Type プロフェッショナル・スタイル」重版決定
4月上旬に発売された「Movable Type プロフェッショナル・スタイル」の重版が決定致しました。
![]() | Movable Type プロフェッショナル・スタイル MT4.1対応 CSS Nite 上ノ郷谷 太一 蒲生 トシヒロ 毎日コミュニケーションズ 2008-04-08 売り上げランキング : 632 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「CMSとして使うMovable Typeガイドブック」に引き続き、こちらも発売後1週間で重版が決まったようです。
大変多くの方にお買い上げいただいているようで、ありがとうございます。
書籍の構成を再掲しておきます。
Introduction:Movable Type 4の概要とテンプレートの基本
- Movable Type 4の概要/金子順(Goodpic.Com)
- Movable Typeテンプレートの基本/上ノ郷谷 太一 (Anorak is not dead!)
Track A:企業サイトへの応用
- MT4を使ったビジネスサイト企画・設計/八木 明子(アークウェブ)
- 基礎からのテンプレートカスタマイズ/柳 泰久(@Style's Vox)
- CMSとして使うMT4/蒲生 トシヒロ(世界中の1%の人々へ)
- 企業サイト構築に役立つ、 実用的MTタグの組み方あれこれ/黒野明子(El diario de la diseñadora viviendo en tokio)
- 「QuickPlugins」を利用したECサイト構築/森 雅人(クイックソリューション)
Track B:プラグイン開発とカスタマイズ
- MTタグ、JavaScript を用いたサイトのカスタマイズ/ 荒木 勇次郎(小粋空間)
- プラグインを利用したカスタマイズ/藤本 壱(The blog of H.Fujimoto)
- MTプラグインを作ろう!/関根 元和(MovableTypeで行こう!)
- 教えて!プラグインを使ったステップアップ/小野 崎 直昭(WolaWola)
- 管理画面のカスタマイズ/野田 純生(Junnama Online (Mirror))
Track C:スキルアップのための環境構築
- MTの設置・運用に関するTIPS/ 丹羽 章(Online Digital Clock Works)
- Movable Typeを構築するためのサーバー選び
- Movable Typeのサーバー別インストール方法
- ローカルサーバーで動かすMT4(XAMPP、MAMP)
- phpMySdminを使ったデータ移動
- SPAM対策
- セキュリティ対
私の担当分は30ページほどですが、テンプレートタグと JavaScript を使ったカスタマイズの解説を行っています。テンプレートタグの使い方はかなり細かく解説しているつもりですので、興味のある方はご覧ください。
他の方の執筆担当分も、テンプレートの基本からカスタマイズ、プラグインの利用や作成、環境設定に至るまで、充実した内容です。
「CMSとして使うMovable Typeガイドブック」重版決定
3月中旬に発売された「CMSとして使うMovable Typeガイドブック」の重版が決定致しました。
![]() | CMSとして使うMovable Typeガイドブック 黒野 明子 荒木 勇次郎 翔泳社 2008-03-14 売り上げランキング : 1326 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
出版社である翔泳社の編集担当の方の話によると、発売後1週間で重版が決まったようです。大変多くの方にお買い上げいただいているようで、本当にありがとうございます。
2刷では、正誤表の反映と、若干の記述内容の改善を行う予定です。
「Movable Type プロフェッショナル・スタイル」見本誌到着
「Movable Type プロフェッショナル・スタイル」の見本誌が到着致しました。
今回は、MTタグのカスタマイズと JavaScript のカスタマイズというテーマで30ページほど書かせて頂きました。私の書いた内容でおすすめネタは、カスタムフィールドを用いた「おすすめ度」による、記事の並び替えです。きめ細かい内容に仕上げたつもりですので、ショッピングモールなどのお役に立てれば幸いです。
ご覧のように4色(フルカラー)で、画面も豊富に使われています。インストールからテンプレート、カスタマイズ、プラグイン利用・開発まで、MTに深く携わっている方々の最新情報が満載で、読み応え十分です。
何冊か執筆させて頂いたので、入稿時にほぼ完璧な仕上がりだと思ったのですが、結局大量の校正をお願いすることになってしまいました。申し訳ありません。
おかげさまで満足のいく内容になりました。
今回の執筆に関しては、株式会社スイッチの鷹野さん、また声をかけて頂いたITプロフェッショナルの蒲生さんに大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
また明日のMT4LP5でもお世話になりますが、よろしくお願い致します。
![]() | Movable Type プロフェッショナル・スタイル MT4.1対応 CSS Nite 上ノ郷谷 太一 蒲生 トシヒロ 毎日コミュニケーションズ 2008-04-08 売り上げランキング : 632 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「Movable Type WEBデザインの新しいルール」3刷見本誌到着
「Movable Type WEBデザインの新しいルール」の3刷見本誌が到着しました。
3刷が書店に並ぶのはまだ先になると思いますが、新宿の紀伊国屋あたりが一番早いかも知れません。
本を書かせて頂けただけでも光栄だったのですが、ここまで部数を伸ばせるとは、正直、夢にも思っていませんでした。お買い上げくださった皆様には改めてお礼申し上げます。
このブログ同様、ビギナーズラックといったところでしょうか。
初めて当ブログを訪れた方へ、おさらいですが、この本の特徴は以下のエントリーで記しています。
上の記事で書いていないところで、一番力を入れたところは2つあります。
ひとつは、書籍では当ブログのテンプレートをダウンロードしてデザインを変更するという手順になっているのですが、そのデザイン変更と、完成したデザインです。
それに伴って、CSSの基本についても数ページですが誌面を割いて説明しています。「そういうのはいらない(MTだけの内容にして欲しい)」という評価もネット上でいくつかあったのですが、私が執筆を引き受ける時点ではそういう構成に決まっていたことと、本を何冊も買えない方への配慮という意味で、私自身もそれについては賛成でした。
もうひとつは、カスタマイズの完成サンプルは、ブログを実際に使ってどのように表示されるかというところを表現したかったので、画面ショットに使われている記事タイトルや記事本文は、相当な時間をかけて推敲しました。
記事本文を「テストテスト...」などの文字で並べても良かったかもしれませんが、私自身、その部分だけはこだわりたかった部分です。パラパラとめくっただけでは気がつかない、カスタマイズの内容には直接関係ない箇所ですが、そういうディテールにはかなり注力したことを付け加えておきます。
情報商材サイトっぽくなるので、多くは語りませんが、「この本のおかげで素敵なブログができました」という内容のメールも多く頂いており、大変嬉しく思っています。
ただし、本の価値は購入された方次第ですので、内容的に不満が残る方がいらっしゃることも事実です。今後も、時間が許す限りサポートしたいと思っていますので、書籍のサポートサイトや本ブログのメールからでもご質問を頂ければと思います。
![]() | Movable Type WEBデザインの新しいルール 荒木 勇次郎 松永 英明 翔泳社 2007-10-17 売り上げランキング : 29243 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「CMSとして使うMovable Typeガイドブック」 販売状況
「「Movable Type WEBデザインの新しいルール」 販売状況と紹介リンク等」に引き続き、14日に発売された「CMSとして使うMovable Typeガイドブック」 の販売状況です。
おかげさまで、2冊目も好調な売れ行きです。年末からドタバタでしたが、年末年始休暇もすべて返上し、部屋に引きこもって書き上げた甲斐がありました。お買い上げ下さった皆様、ありがとうございます!
![]() | CMSとして使うMovable Typeガイドブック 黒野 明子 荒木 勇次郎 翔泳社 2008-03-14 売り上げランキング : 859 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Amazon売り上げランキング
画面は380位ですが、私が確認した限りでは(たしか)283位が最高でした。

翔泳社の本ランキング:3位(3/19現在)
今回も大健闘です。

cbookランキング:7位(3/10~3/16)
コンピュータ書籍専門ネット書店でも大健闘です。

ちなみに当ブログの Amazon 経由の販売数が、「Movable Type WEBデザインの新しいルール」 の(同一日数ベースでの)販売数をかなり上回っています。ありがとうございます。
Movable Type 4.1 書籍のまとめ
ここ最近、Movable Type 4.1 向けの書籍が出回り始めました。
ということで、拙著から本屋でざっと確認したものまで含め、以下にまとめてみました。参考になれば幸いです(まだ発売されていないものもあります)。
記述が曖昧な部分が気になるので、内容については改めて見直したいと思いますが、現時点で重大な誤りがありましたらご指摘ください。
1.まとめ
表は「初心者向け」や「ためになる」など、主観的かつ曖昧な感想はできるだけ避け、書かれている内容に着目しています(といってもやはり主観的ですが...)。
Movable Type プロフェッショナル・スタイル MT4.1対応![]() |
CMSとして使うMovable Typeガイドブック![]() |
Movable Typeで作る絶妙なブログサイト―4.1対応![]() |
Movable Typeテンプレートタグ虎の巻![]() |
|
|---|---|---|---|---|
| インストール | 詳しく解説 | なし | 簡単に解説 | なし |
| 各機能の説明 | MT4.1の特徴の説明あり | 簡単に解説 | 広く解説 | なし |
| テンプレートの解説 | 詳しく解説 | 詳しく解説 | 概要のみ | なし |
| テンプレートタグの解説 | 特定の章で詳しく解説 | 詳しく解説 | 概要のみ | 詳しく解説(全てのテンプレートタグを網羅) |
| テンプレートタグを使ったカスタマイズ | ややあり | 多い | 基本的なものが少し | 非常に多い |
| プラグイン | カスタマイズ・作成方法について詳しく解説 | 概要とテンプレートセットの説明のみ | カスタマイズについていくつか解説 | なし |
| テンプレートタグリファレンス | なし | あり(オプションについても概要を記述) | あり | あり(書籍全体がリファレンス) |
| グローバルモディファイアリファレンス | なし | あり | なし | あり |
| サンプルデザイン | なし | あり | なし | なし |
| CD-ROM | なし | あり(MTOS4.1とオリジナルテンプレートセット同梱) | なし | なし |
| 価格 | 2940円 | 2940円 | 2100円 | 2940円 |
| ページ数 | 336ページ | 304ページ | 255ページ | 336ページ |
以下、個人的な感想です。
「Movable Typeで作る絶妙なブログサイト―4.1対応」は、これ1冊でインストールから基本操作、色々なカスタマイズができるような内容で、MT初心者~中級者向けといった印象です。なお、この本だけサイズが小さいです(A5判)。
「Movable Type プロフェッショナル・スタイル MT4.1対応」はその道のプロフェッショナルな方々が執筆されており、どの章も濃い内容です。特にプラグインやインストール関係の内容が充実しています。
「Webプロフェッショナルのための黄金則 Movable Typeテンプレートタグ虎の巻」は、テンプレートタグリファレンスですが、かなり充実した内容で、制御系のテンプレートタグもしっかり吟味してサンプルで使われているようです。内容もぎっしり詰まっていて、文字数はこの中で一番多いかもしれません。
「CMSとして使うMovable Typeガイドブック」は、簡単な基本操作に加え、テンプレート、テンプレートタグ、オリジナルテンプレートセットの解説に注力しています。タグリファレンスではなく、実際のサイト構築にテンプレート・テンプレートタグを活用することを目指したものです。
ということで、どれも違った内容なので、目的・用途によって選ぶと良いでしょう。
2.発売予定の書籍
先に紹介した「Movable Type プロフェッショナル・スタイル MT4.1対応」に加え、下記の書籍が発売予定のようです(画像なし)。
![]() | Movable Type 4 新しいWebサイトの黄金則-MTで実現するCMSサイト構築のすべて- 仲座 恵美 宮永 邦彦 芝 陽一郎 ソフトバンククリエイティブ 2008-04-05 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
3.その他
Six Apart のサイトでもまとめられたようです。
2008.03.20
書籍を購入して記述を一部見直しました。
WordPressビジネスブログ標準ガイドブック
「WordPress標準ガイドブック―導入&基本操作からフルチューンまで」の著者、マクラケン直子さんが第2弾を執筆されたようです。
![]() | WordPressビジネスブログ標準ガイドブック マクラケン直子 毎日コミュニケーションズ 2008-03-29 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
3月29日に発売予定で、現在予約受付中になってます。
ネットで検索しても情報が何もないので、ご本人の紹介記事があがりました。
detlog.org:「WordPressビジネスブログ標準ガイドブック」出版のお知らせ
Amazonにある紹介文も引用させて頂きます。
本書は前作『WordPress標準ガイドブック』の姉妹編として、オープンソース・ブログ・プラットフォームのWordPressに焦点を当て、スムーズにサイトを立ち上げ、管理していくためのヒントを紹介しています。海外で安定した人気を誇るWordPressの便利な機能を利用することで、貴重な作業時間をツールのメンテナンスや面倒な設定に取られることなく、サイトをさらによいものにすることに費やすことが成功の要素の1つとなるでしょう。最新バージョンの2.5にも対応しています。
1冊目の「WordPress標準ガイドブック―導入&基本操作からフルチューンまで」は、2006年9月に発売されたので、すでに1年半が経ちますが、Amazon のランキングではいまだに根強い人気を保っています(私も持ってます)。
2冊目も期待できそうです。
2007.03.16
著者ご本人の記事リンクを追加しました。
「CMSとして使うMovable Typeガイドブック」見本誌到着
「CMSとして使うMovable Typeガイドブック」の見本誌が届きました。書籍の詳細は「「CMSとして使うMovable Typeガイドブック」執筆」をご覧ください。
外観はこんな感じです。サイズはB5変形版です。

1章~6章の配分はこのようになっています。計約300ページで、3章の分量が異常に多いです。

CD-ROMが巻頭についてます。
CD-ROM には MTOS とオリジナルテンプレートセットが同梱されていますが、MTOS にはテンプレートセット機能はありません。オリジナルテンプレートセットを利用する際は必ず Movable Type 4.1 をインストールしてください。ありました。重大な認識誤りですいません。なお、MySQLを使用しないと、テンプレートセット入れ替えが正常に行われない可能性があります。

私の執筆担当の3章です。このような感じで、制御系テンプレートタグについて延々と解説しています。
![]()
黒野さん執筆のとある1ページです。ご覧の通り、サンプルテンプレートセットの説明がぎっしり書かれています(すべてのページがこんなにぎっしりではありませんが)。
![]()
ちなみに、当サイト経由での Amazon の予約が大変好調です。お買い求めくださった皆様、ありがとうございます。
![]() | CMSとして使うMovable Typeガイドブック 黒野 明子 荒木 勇次郎 翔泳社 2008-03-14 売り上げランキング : 518 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2008.03.13
記述を一部修正しました。
「CMSとして使うMovable Typeガイドブック」執筆
Movable Type 4.1 対応のカスタマイズ本を執筆致しました。
昨年の12月中旬に突然舞い込んだ話で、1ヶ月半で170ページほどを一気に執筆しました。で、ついこの前校了したばかりで、発売までかなり時間が空くと思っていたら、なんと来週の金曜日、3月14日に発売される予定です。
![]() | CMSとして使うMovable Typeガイドブック 黒野 明子 荒木 勇次郎 翔泳社 2008-03-14 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
今回は、Webデザイナー・黒野明子さんとの共著で、黒野さんが Chapter4~6、私が Chapter1~3 と巻末のテンプレートタグリファレンスを担当しています。
1.書籍の概要
今回の書籍は、前書の「Movable Type WEBデザインの新しいルール」のように、MT全体を俯瞰した内容ではなく、300ページの大半をテンプレート、およびテンプレートタグの解説(リファレンスではありません)と、CD-ROM に収録されているサンプルサイト(テンプレートセットによる配布)の設定と解説に絞り込んでいます。
CD-ROM には、MTOS4.1 日本語版も収録しています。
本書は、Movable Type がサーバにインストールされた状態を前提に執筆しており、ブログ記事の投稿などの基本操作については1章で軽く触れているだけで、テンプレート操作以外の管理画面の説明は必要最低限にとどめています(スタイル機能の説明もありません)。
なおテンプレートセットとカスタムフィールドについてはMT4.1の新機能ということで、説明を加えています。
要するに、「Movable Type WEBデザインの新しいルール」と異なり、「MTのテンプレートをがっつりカスタマイズしてサイト構築をしたい」という方のための本です。(X)HTMLやCSSの解説もありませんので、それらの基礎知識があるか、他の解説書などで補う必要があります。
詳細な内容については、後述の目次を目安にしてください。
2.Chapter2~3 について
私が担当したうちの Chapter2~3 は、140ページほどを割いて、テンプレートとテンプレートタグの解説に終始しています。
テンプレートについては、すべてのテンプレートの説明に加え、アーカイブマッピングについて特に重点的に解説しています。
テンプレートタグの解説では、ブロックタグやファンクションタグの他、変数処理系のテンプレートタグについての解説に注力しています。Beta2 で追加された setvar モディファイアや Beta3 で追加された MTElseIf タグも掲載しているので、MT4.1で追加されたテンプレートタグは(多分)すべて網羅しています。
また、「02-03 テンプレートタグの種類と役割」の冒頭では、これまでの観点とは違った視点でテンプレートタグを掘り下げてみました。初心者の方でも、ここに記載されたポイントをおさえておけば、新しいテンプレートタグが現れても、何をするためのタグであるかが理解しやすい内容になっていると思います。
3.Chapter4~6 について
黒野さん執筆のサンプルサイトについては、原稿を頂いていなかった関係で直前まで内容が分からなかったのですが、書籍全体の内容をブログで紹介したかったため、編集担当の方に問い合わせて、2日前に原稿を頂きました。
で、ざっとですが、Chapter4~6 を拝読させて頂いた感想としては、プロのWebデザイナーの視点で Movable Type を徹底的に活用しているという印象で、正直圧巻でした。また管理画面の操作に関するちょっとしたポイント(再構築のタイミング等)もきっちりおさえられており、ユーザーの行動を考えた、行き届いた内容になっています。
4.この本の使い方
一通り目を通した感触では、次のように読み進めるのがひとつの方法と思いました。
まず最初に、Chapter4~6 の、3種類のサンプルサイトから好きなものを選び、実際に Movable Type にテンプレートセットを設定します(設定方法は掲載しています)。そしてサンプルサイトに該当する章の内容に沿って(細かい説明は後回しにして)設定を進めていけば、サイトができあがります。「Movable Type でこんなサイトが構築できる」という実感を味わってください。
次に、先ほど読み飛ばした、サンプルサイトで使用しているテンプレートタグの解説が4章~6章に詳細に書かれていますので、テンプレートやテンプレートタグの基礎知識がある方は、その部分を読めば、どのような構造でサイトを構築しているかが分かるでしょう。
いずれのサンプルも、テンプレート・テンプレートタグを効果的に扱っているので、テンプレートおよびテンプレートタグの実践的な利用方法を、肌で感じることができます。
また、テンプレートの仕組みやテンプレートタグがよく分からない方は、Chapter2 および Chapter3 にテンプレート・テンプレートタグの仕組みを詳しく解説していますので、並行して読み進めると良いでしょう。
誌面の都合上、説明を割愛しているテンプレートタグについては、リファレンスを参照すれば概要程度は把握できると思います。
さらに、テンプレートで複雑な制御を行いたい、という場合は、Chapter3 の後半を熟読しながら、デフォルトテンプレートやサンプルサイトをご自身でカスタマイズしてください。
5.まとめ
本書は、偶然にも「Movable Type WEBデザインの新しいルール」と同じ翔泳社からの出版となりました。
1冊目はページ数・文字数の制約から、テンプレートタグの解説を省いてしまっているので、この2冊をセットで持っていれば、テンプレート・テンプレートタグ、そして Movable Type 4 全体の理解を深められるのではないかと思います。
6.その他
ネット上で本書を検索すると、一部、著者名がシックスアパートの上ノ郷谷さんで表示されていますが、元々、上ノ郷谷さんが執筆される予定であった本を、上ノ郷谷さんの都合がつかなくなり、急遽、黒野さんと私が代理で書かせて頂くことになった、という経緯な訳です。
かなり厳しいスケジュールでしたが、とりあえず無事に校了できてホッとしています。
担当編集者の翔泳社・菊池様はじめ、皆様には色々とお世話になり、ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
7.目次
最後に、書籍の目次を掲載しておきます。
CHAPTER01 Movable Type の基本的な操作
-
- 01-01 Movable Type のインターフェース
-
- 01 ブログの管理画面と各種コンテンツの管理
- 02 ブログ全般の設定を行う
- 03 システムの管理画面について
- 04 システムメニューのツールの概要
-
- 01-02 ブログ記事を投稿・編集する
-
- 01 ブログ記事を投稿する
- 02 ブログ記事に画像を挿入する
- 03 ブログ記事にカテゴリを設定する
- 04 ウェブページを作成する
- 05 フォルダを編集する
CHAPTER02 Movable Type のテンプレートとテンプレートタグ
-
- 02-01 テンプレートの仕組み
-
- 01 テンプレートセット
-
- 02-02 テンプレートの種類と役割
-
- 01 インデックステンプレートの種類と働き
- 02 インデックステンプレートを作成する
- 03 アーカイブテンプレートの種類と働き
- 04 アーカイブマッピングとは
- 05 ブログ記事とウェブページのアーカイブマッピング
- 06 パスについて
- 07 アーカイブテンプレート作成する
- 08 テンプレートモジュール
- 09 システムテンプレート
- 10 ウィジェット
-
- 02-03 テンプレートタグの種類と役割
-
- 01 テンプレートタグの基礎
- 02 ファンクションタグ
- 03 ブロックタグ
- 04 モディファイアによる出力結果のカスタマイズ
- 05 サブテンプレートのサンプル
-
- 02-04 カスタムフィールド
-
- 01 カスタムフィールドの作成
CHAPTER03 CMS としてのMovable Type
-
- 03-01 変数を利用したカスタマイズ
-
- 01 SetVar タグによる変数の設定
- 02 GetVar タグなどによる変数の取得
- 03 SetVar タグとGetvar タグの記述順序
- 04 テンプレートタグを変数に代入する値として扱えるタグとモディファイア
- 05 モディファイアの値に変数を利用する
- 06 配列とハッシュ
- 07 繰り返し処理
-
- 03-02 コンディショナル・ブロックタグを利用した条件文の作成
-
- 01 システムデータを利用した条件文
- 02 ユーザ変数を利用した条件文の作成
- 03 ElseIf タグでさらに複雑な条件を制御する
- 04 tag モディファイアで変数名にファンクションタグを利用する
- 05 If タグ、ElseIf タグ、Else タグ、Unless タグを組み合わせた制御
- 06 予約変数と変数の演算
-
- 03-03 テンプレートをモジュール化する
-
- 01 テンプレートモジュールの基本
- 02 Include タグを利用したテンプレート管理
- 03 テンプレートごとに読み込む内容を変化させる
- 04 Include タグで変数を引き継ぐ
- 05 IncludeBlock タグで変数を引き継ぐ①
- 06 IncludeBlock タグで変数を引き継ぐ②
CHAPTER04 フォトギャラリーを作る
-
- 04-01 シンプルかつ一覧性の高いフォトギャラリー
-
- 01 ブログの作成と公開の設定
- 02 ブログ記事の投稿
- 03 使わないテンプレートを削除する
- 04 メインページインデックステンプレートのカスタマイズ
- 05 ブログ記事テンプレートのカスタマイズ
-
- 04-02 検索性の高いフォトギャラリー
-
- 01 メインページインデックステンプレートのカスタマイズ
- 02 検索結果システムテンプレートのカスタマイズ
- 03 ブログ記事アーカイブテンプレートのカスタマイズ
CHAPTER05 EC サイトを作る
-
- 05-01 カテゴリとサブカテゴリで商品を分類するEC サイト
-
- 01 ブログの作成と公開の設定
- 02 カテゴリの作成とブログ記事の投稿
- 03 メインページインデックステンプレートのカスタマイズ
- 04 ブログ記事リストアーカイブテンプレートのカスタマイズ
- 05 ブログ記事アーカイブテンプレートのカスタマイズ
- 06 検索結果システムテンプレートのカスタマイズ
-
- 05-02 商品ごとにデザインも変化させる多彩なEC サイト
-
- 01 ブログ記事に一括してエントリータグを付与する
- 02 メインページインデックステンプレートのカスタマイズ
- 03 ブログ記事テンプレートとテンプレートモジュール
CHAPTER06 コーポレートサイトを作る
-
- 06-01 検索エンジンに情報をしっかりと伝え、ユーザビリティも意識したコーポレートサイト
-
- 01 表示要素を決めておく
- 02 ブログの作成と公開の設定
- 03 カテゴリとフォルダの作成、ブログ記事の投稿
- 04 メインページインデックステンプレートのカスタマイズ
- 05 ブログ記事リストアーカイブテンプレートのカスタマイズ
- 06 ブログ記事アーカイブテンプレートのカスタマイズ
- 07 ウェブページアーカイブテンプレートのカスタマイズ
-
- 06-02 サイト内検索や宣伝バナーを利用できる運用性の高いコーポレートサイト
-
- 01 テンプレートモジュールとウィジェット
- 02 検索結果システムテンプレートのカスタマイズ
- 03 アーカイブインデックステンプレートのカスタマイズ
テンプレートタグリファレンス
索引
「Movable Type WEBデザインの新しいルール」3刷決定
10月中旬に発売された「Movable Type WEBデザインの新しいルール」の3刷が決定致しました。
![]() | Movable Type WEBデザインの新しいルール 荒木 勇次郎 松永 英明 翔泳社 2007-10-17 売り上げランキング : 1931 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Amazon の売り上げランキングは以前より下がっていますが、コンピュータ・インターネット部門では時々100位以内に入っているので(先程の状況では83位)、かなり健闘していると思います。

また、最近の売れ行きはどうかな?と思って秋葉原のヨドバシに行くのですが、売り切れ状態です。近所の本屋に置かれっぱなしだった1冊も売れたようです。
ということで、大変多くの方にお買い上げいただいているようで、本当にありがとうございます。
第2刷との違いは、若干の校正を行う他、「ダウンロードサイト(サポートサイト)はどこですか?」という質問が相変わらず絶えないので、サポートサイトへの誘導記述をさらに増やしました。
4.1との差分までは反映させていませんが、多少の不足部分はサポートサイトで賄っていきたいと思います。
Movable Typeプロフェッショナル・スタイル
私事ですが、Movable Type カスタマイズ書籍を共著で出版させて頂くことになりました。2冊目の執筆です。
![]() | Movable Type プロフェッショナル・スタイル MT4.1対応 CSS Nite 上ノ郷谷 太一 蒲生 トシヒロ 毎日コミュニケーションズ 2008-04-08 売り上げランキング : 5635 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
執筆メンバーは、いずれも Movable Type に精通されている方々です。
なお、この本はMT4LP5というイベントの連動書籍となっておりまして、書籍の内容に沿って執筆者がセミナーを行うことになっています。私も1時間くらい話します。
- 日時:2008年4月5日(土)12:30~18:30(予定)
- 場所:ベルサール原宿
- 定員:350名(現在310名ほどの申し込み)
詳しくはMT4LP5のサイトをご覧ください。
書籍の構成は以下の通りです。
Introduction:Movable Type 4の概要とテンプレートの基本
- Movable Type 4の概要/金子順(Goodpic.Com)
- Movable Typeテンプレートの基本/上ノ郷谷 太一 (Anorak is not dead!)
Track A:企業サイトへの応用
- MT4を使ったビジネスサイト企画・設計/八木 明子(アークウェブ)
- 基礎からのテンプレートカスタマイズ/柳 泰久(@Style's Vox)
- CMSとして使うMT4/蒲生 トシヒロ(世界中の1%の人々へ)
- 企業サイト構築に役立つ、 実用的MTタグの組み方あれこれ/黒野明子(El diario de la diseñadora viviendo en tokio)
- 「QuickPlugins」を利用したECサイト構築/森 雅人(クイックソリューション)
Track B:プラグイン開発とカスタマイズ
- MTタグ、JavaScript を用いたサイトのカスタマイズ/ 荒木 勇次郎(小粋空間)
- プラグインを利用したカスタマイズ/藤本 壱(The blog of H.Fujimoto)
- MTプラグインを作ろう!/関根 元和(MovableTypeで行こう!)
- 教えて!プラグインを使ったステップアップ/小野 崎 直昭(WolaWola)
- 管理画面のカスタマイズ/野田 純生(Junnama Online (Mirror))
Track C:スキルアップのための環境構築
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「のだめカンタービレ」ファン必読の書、「ボクたちクラシックつながり」
ピアニスト・文筆家の青柳いづみこさんが書かれた、音楽マンガ解説&検証&音楽裏事情本です。
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書籍の内容は、「のだめカンタービレ」「ピアノの森」「神童」という、3大音楽コミックを対象に、プロの音楽家の視点からそのストーリーをクラシック音楽界の現実と比較し、鋭い切り口でおもしろおかしく語ってくれています。加えて、一見華やかに見えるクラシック音楽界の裏事情も満載です。
音楽にさほど精通されていない方でも楽しめると思います。巻末には用語解説もついてます。
トピックス的に、いくつか引用しておきます。意味がとりやすいように[]で一部補足しています。
「第一章:一回読譜したらとっととやるぞ!」より
『暗譜』と『初見』は(略)千秋のように(略)両方の能力が備わっているのはけっこう珍しい
[暗譜で]ルービンシュタインは(略)「コーヒーをこぼしたしみのあとも、くっきり目に浮かんできますよ」
「第二章:楽譜通り弾け!」より
モーツァルトは自作の協奏曲を二度と同じようには弾かない(略)のに、他人が自分の作品を弾くときは(略)正確に弾くことを望んだ
パリ音楽院で、のだめの読譜のレヴェルで合格することはありえない
「第三章:バレンポイム対ホロヴィッツ!?」より
千秋はとても手が大きい(略)十度音程が(略)アルペジオになるところもちゃんと普通に和音で弾いてます
のだめはホロヴィッツそっくり(略)ホロヴィッツは(略)楽譜には書かれていないものをつけくわえて弾くのが得意でした
「第四章:コンクール派と非コンクール派」より
練習中に右手薬指を痛めてしまった先生[安川加壽子さん]は、(略)あろうことか自分の鼻で足りない鍵盤を押さえます。
のだめのモデルの一人が(略)ポゴレビッチではないかと言われています。
「第五章:留学-クラシックをやるなら海外でなきゃ駄目?」より
のだめのパリ留学、疑問だらけです。
日本のピアノ界の教育システムで一番問題なのは(略)音楽大学だということです。
「第六章:指揮者の謎」より
[指揮者に]問われてくるのは、人間性ということになります。
[指揮者・チェリビタッケは]調弦からして普通の指揮者と違う(略)コントラバスの調弦だけで一時間かける。
「第七章:コンサートで受けるプログラム」より
のだめは(略)ベートーヴェンよりは「ゆるい」シューベルトを選んで正解でしょう。
演奏会を「ボレロ」ではじめるのは危険すぎる
「第八章:音楽は人間が出る?」より
のだめは、以外に競争心が強いのです
千秋は最高の教師
「第九章:ピアニストは本当に不良債権か?」より
自分の弾きたい曲目でのリサイタルは(略)自主公演だったりします(略)赤字が出た場合は自分でかぶるのです。
音楽家でいいなと思うのは、いつも脳内モルヒネが流れていて(略)進歩があったり(略)すばらしい演奏を聴いたりすると、それだけで幸せになって(略)生きていける
味気ない編集になってしまいましたが、実際はとても心地良い文調です。
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